ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は17日、「BNL イタリア国際」(イタリア・ローマ/5月14日~5月20日/クレーコート)シングルス3回戦でアネット・コンタベイト(エストニア)との試合に臨んだが、黒星を喫し上位への進出を阻まれた。スコア…
ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は17日、「BNL イタリア国際」(イタリア・ローマ/5月14日~5月20日/クレーコート)シングルス3回戦でアネット・コンタベイト(エストニア)との試合に臨んだが、黒星を喫し上位への進出を阻まれた。スコアは2-6、6(3)-7、試合時間は1時間19分だった。
ビーナスは現在、ランキングでは9位につけており、今大会でも第8シードとなっている一方で、コンタベイトはランキング26位と、順位ではビーナス優位の対戦カードとなった。
しかしゲームが始まるとビーナスは、優位に立てない苦しい立場で試合を進めなければならなかった。自身最初のサービスゲームとなった1ゲーム目はキープしたものの、2度目のサービスでピンチに。
30-0と先行したもののビーナスはデュースに入ると、コンタベイトにバックハンドでのウィナーを許し、ブレークのピンチ。続くポイントでも、コンタベイトのバックハンドでのストロークが空いたスペースに突き刺さり、ブレークとなった。
第1セットでは、コンタベイトが7ゲーム目でもブレークに成功し、そのままセットアップのリードを確かなものにした。
第2セットでは、ビーナスが序盤で1ブレークを達成し優位に立つも、均衡を取り戻す展開となった。コンタベイトが5ゲーム目にラブゲームでブレークすると、いずれの選手も追加のブレークを達成できずに、タイブレークにもつれ込んだ。
その中でコンタベイトは自身のサービスのポイントをほとんど失わずに、次々とミニブレーク。結局、7-3でコンタベイトがタイブレークを制して、白星を掴んだ。
コンタベイトは次に、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)と試合に臨む予定だ。(テニスデイリー編集部)
※写真はコンタベイト戦でのビーナス・ウイリアムズ
(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)