アウディは、5月10日~13日にドイツで開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」の参戦体制を発表した。今年は初めて、カスタマーチームのレーシングカーが、3つの異なるレースシリーズに参戦する。従来、アウディスポーツ・カスタマーレーシ…

アウディは、5月10日~13日にドイツで開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」の参戦体制を発表した。今年は初めて、カスタマーチームのレーシングカーが、3つの異なるレースシリーズに参戦する。

従来、アウディスポーツ・カスタマーレーシングは、ニュルブルクリンクでトップクラスのラップタイムを記録。アウディスポーツは、2012年、2014年、2015年、2017年に「R8 LMS」で総合勝利。さらに2009~2011年の間には、GT3クラスで3連勝を成し遂げた。

今年で10回目の参戦となるアウディスポーツ・カスタマーレーシングは、すべてのモデルラインナップを送り込む。目標は、5回目の総合優勝となる。

GT3クラスには、7台の「R8 LMS」がエントリー。合計12人のドライバーを擁するアウディスポーツの4チーム、BWT、Land、Phoenix、WRTが、総合優勝を目指して戦う。

また、アウディスポーツ・カスタマーレーシングプログラムが擁する他の2つのモデルもエントリー。Team Phoenix Racingは、1月のドバイ24時間レースで優勝した後、今回のニュルブルクリンクのレースに「R8 LMS GT4」で参戦することを決定。Team Bonk MotorsportとProsport Performanceは、それぞれ1台の「RS 3 LMS」をエントリーして、TCRクラスでの優勝を目指す、としている。

アウディR8 LMS GT4

アウディR8 LMS GT4

アウディRS3 LMS

アウディRS3 LMS