イギリス・ノッティンガムで開催されている「AEGONオープン・ノッティンガム」(WTAインターナショナル/6月6〜12日/賞金総額25万ドル/グラスコート)の女子シングルス1回戦。 第1シードのカロリーナ・プリスコバ(チェ…

 イギリス・ノッティンガムで開催されている「AEGONオープン・ノッティンガム」(WTAインターナショナル/6月6〜12日/賞金総額25万ドル/グラスコート)の女子シングルス1回戦。

 第1シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が唯一相手に与えたブレークポイントを凌ぎ、アナスタシア・セバストワ(ラトビア)を6-7(5) 6-0 6-2で破って2回戦に駒を進めた。  プリスコバは先週ワイルドカード(主催者推薦)を得て、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)から第1シードを譲り受けた。アザレンカはすでに大会入りし、グラスコートの上で2日練習したが、全仏オープンで故障した膝の痛みのため、まだまともにプレーできないと判断して大会出場を取りやめていた。  プリスコバの双子の姉クリスティーナはアンナ・タチシュビリ(アメリカ)に苦戦し、4-6 6-7(4)で敗れた。

 この日は第2シードのジョハナ・コンタ(イギリス)、第8シードのクリスティーナ・マクヘイル(アメリカ)が2回戦に進んでいる。

 なお、チャーラ・ブイヤカカイ(トルコ)と組んで女子ダブルスに臨んだ日本の奈良くるみ(安藤証券)は、第4シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/ヤン・ジャオシュアン(中国)に3-6 2-6で敗れた。奈良はシングルスにも出場しており、1回戦でラッキールーザーのタミラ・パシェック(オーストリア)と対戦する。

 この大会の予選には第7シードで桑田寛子(島津製作所)と、青山修子(近藤乳業)のふたりが出場していたが、桑田は1回戦でオルガ・サブチュク(ウクライナ)に6-7(7) 1-6で、青山は予選決勝でタラ・ムーア(イギリス)に2-6 2-6で敗れて、ともに本戦入りを逃している。

 青山はレナタ・ボラコバ(チェコ)とのペアでダブルスにエントリーしており、初戦の対戦相手はナオミ・ブローディ(イギリス)/アナスタシア・セバストワ(ラトビア)となっている。

(C)AP(テニスマガジン)