「男子テニスATPワールドツアー500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月23~29日/クレーコート)シングルス2回戦で第14シードの錦織圭(日本/日清食品)がギジェルモ・ガルシア ロペス(スペイン)と対戦。第1セットは3-6で先取さ…

「男子テニスATPワールドツアー500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月23~29日/クレーコート)シングルス2回戦で第14シードの錦織圭(日本/日清食品)がギジェルモ・ガルシア ロペス(スペイン)と対戦。第1セットは3-6で先取されてしまった。

両者は過去に3戦しており、錦織の全勝となっている。そのうち1試合は2014年には「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」で、クレーの大会となっている。

錦織は1回戦免除で今回が初戦となる。一方のガルシア ロペスは23日の1回戦で杉田祐一(日本/三菱電機)を6(5)-7、6(5)-7で破っての勝ち上がり。

第1セット、錦織のサービスゲームから始まった。両者ともにキープし合って迎えた第5ゲーム、錦織にピンチが訪れる。30-40とガルシア ロペスにブレークポイントを握られる。1ポイント取り返してデュースに持ち込むと、ガルシア ロペスに粘られるものの、なんとかキープした。

その後、お互いにキープした第7ゲーム、またしても錦織は自身のエラーによって30-40とピンチを迎えると、粘ったもののブレークされてしまった。錦織はここまで「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」の決勝戦から中二日という日程のために疲労もあるのか、少し精彩に欠ける動きやミスが見受けられた。ただ、調子そのものが悪いわけではなく、ジャンピングバックボレーなどの「らしい」プレーが決まるシーンもあった。

第8ゲーム、錦織はここでもチャンスをつかむことができずにキープされ、ゲームカウントを3-5とされた。そして第9ゲームで錦織はミスを連発してしまい、15-40とリードされてしまう。最後も錦織のバックハンドがネットに掛かって第1セットを3-6で落としてしまった。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在、第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」1回戦のときの錦織圭

(Photo by Laurent Lairys/Action Plus via Getty Images)