「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月15~22日/クレーコート)の8日目、シングルス、ダブルス決勝が行われた。シングルス決勝。クレーキングの第1シード、ラファエル・ナダル(スペイン…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月15~22日/クレーコート)の8日目、シングルス、ダブルス決勝が行われた。

シングルス決勝。クレーキングの第1シード、ラファエル・ナダル(スペイン)と、手首のケガから復帰し勝ち上がってきた錦織圭(日本/日清食品)の組み合わせ。第1セットは、第6ゲームで大きく動いた。ナダルにポイントを先行された錦織は、なんとか凌ごうとするもブレークを許してしまう。このブレークでナダルが第1セットを先取した。第2セットは、ナダルの巧みな攻めに押し込まれる展開が続き、錦織のよさが封じ込まれてしまう。第8ゲームできっちり試合を決めたナダルは、大会3連覇、11回目の優勝を果たした。

ダブルスは、ボブ・ブライアン(アメリカ)/マイク・ブライアン(アメリカ)対オリバー・マラック(オーストリア)/マテ・パビッチ(クロアチア)の対戦が行われ、ストレートでブライアン兄弟が38度目のマスターズ1000のタイトルを手にしている。◇   ◇   ◇

【4月22日 主な試合結果】

◆男子シングルス決勝

○ラファエル・ナダル(スペイン)6-3、6-2 ●錦織圭(日本/日清食品)

◆男子ダブルス決勝

○ボブ・ブライアン(アメリカ)/マイク・ブライアン(アメリカ)7-6(5)、 6-3 ●オリバー・マラック(オーストリア)/マテ・パビッチ(クロアチア)(テニスデイリー編集部)

※写真は11回目の優勝を果たしたナダル

(Photo by Julian Finney/Getty Images)