「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月15~22日/クレーコート)の3日目、1回戦で杉田祐一(日本/三菱電機)がヤン レナード・ストルフ(ドイツ)と対戦。3-6、2-6のストレートで…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月15~22日/クレーコート)の3日目、1回戦で杉田祐一(日本/三菱電機)がヤン レナード・ストルフ(ドイツ)と対戦。3-6、2-6のストレートで杉田は敗れ、1回戦敗退となってしまった。試合時間は1時間7分。

両者はATPツアーで1回、チャレンジャーで1回の対戦があるが、どちらも杉田が勝利している。直近の対戦は今年2月の「男子テニスATPワールドツアー500 ドバイ」2回戦。このときは7-6(4)、6-4のストレートで勝利していた。

第1セットの第3ゲームでストルフに先にブレークされた杉田は、直後の第4ゲームでブレークバックに成功してイーブンに戻したが、第7ゲームで再びストルフにブレークされてしまった。杉田は第8ゲームでブレークすることができず、続く第9ゲームでもストルフの勢いに押されてブレークされ、3-6で第1セットを落とした。

第2セットになっても勢いに乗るストルフに対して調子の出ない杉田は、第2ゲームでブレークされ、またも追う展開となった。なんとしてもチャンスを作りたい杉田だが、ストルフは隙を見せてくれず、第6ゲームで再びブレークポイントを握られるピンチが訪れた。ここはドロップショットや短めのスライスなどを駆使してキープに成功するが、続く第7ゲームでも反撃ののろしを上げることはできず、第8ゲームではストルフに0-40と一方的に攻め立てられ、最後は自身のダブルフォルトによって第2セットも落としてしまった。

杉田は昨年8月の「ウェスタン&サザン・オープン」で準々決勝に進出して以降、マスターズ1000の大会では初戦敗退が続いている。

また、勝利したストルフは、ファビオ・フォニーニ(イタリア)と2回戦で対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真は1回戦敗退となった杉田祐一(「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」のときのもの)

(Photo by Kevork Djansezian/Getty Images)