3月21日から行なわれる団体戦は、選抜の大きな目玉とも言える。相生学院(兵庫)は、強豪ひしめく関西予選を1位で突破しており、阿多竜也のエースを筆頭に、選手層の厚さで昨年に続く連覇を狙う。 秀明八千代(千葉・関東1位)は、常に良い選手を揃え…

 3月21日から行なわれる団体戦は、選抜の大きな目玉とも言える。相生学院(兵庫)は、強豪ひしめく関西予選を1位で突破しており、阿多竜也のエースを筆頭に、選手層の厚さで昨年に続く連覇を狙う。

 秀明八千代(千葉・関東1位)は、常に良い選手を揃えながらも未だに優勝がない。主将でシングルス1の白石光を軸に、結束を高め、悲願を狙う。

 東海1位の名古屋(愛知)はシングルス3本を軸に戦い、九州1位の大分舞鶴(大分)は、部活で培った総合力がカギとなる。

 そのほか、法政第二(神奈川)、東海大菅生(東京)、四日市工業(三重)、岡山理大附(岡山)、柳川(福岡)といった強豪たちも、すぐ後ろに控えている。

 埼玉を勝ち抜き初出場となった埼玉平成、6年ぶりに出場を果たす近畿大学附属(大阪)、選考委員会枠の米子東(鳥取)、英明(香川)そして、40回連続出場の清風(大阪)の戦いにも注目したいところ。

 各校のシングルス1が出場権を持つ個人戦では、阿多、白石と、すでに名前を挙げた選手の他、ITFジュニアでも結果を出している石榑元晴(名古屋)、インターハイ準優勝の田口涼太郎(大分舞鶴)の活躍にも期待。そして横田大夢(足利工大附)はダークホース的存在といえるだろう。

団体戦 3月21日~25日

個人戦 3月22日~23日(予選)

    3月24日~26日(本戦)

会場は博多の森テニスコート、春日公園テニスコート (スマッシュ)

※写真は昨年優勝の相生学院高校(©スマッシュ)