■辞めると決めてからではなく、辞める前に相談してほしい! 日本一の街クラブのコーチに聞く、親とコーチの理想の関係昨年度の全日本少年サッカー大会で、街クラブながら並み居るJクラブを破り、初の日本一に輝いたレジスタFC(埼玉県)。“日本一の街ク…

■辞めると決めてからではなく、辞める前に相談してほしい! 日本一の街クラブのコーチに聞く、親とコーチの理想の関係

昨年度の全日本少年サッカー大会で、街クラブながら並み居るJクラブを破り、初の日本一に輝いたレジスタFC(埼玉県)。“日本一の街クラブ”は、保護者と子ども達の関わりについて、どのような考えを持っているのでしょうか?6年生の監督を務める中城勉さんに話を訊きました。

チームとの関わり方、コーチとの距離感について、どうすればいいんだろう? と悩んでいるお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。レジスタFCの中城監督は「親は愛情を持って、子どもの成長を願っているもの。それはわれわれコーチも同じです。そのために、サッカーを通してさまざまなアプローチをしています」と語ります。

親は、自分の子どもひとりをみていますが、コーチはそうもいきません。1学年20人なら、20人全員をみる必要があるからです。

「親の立場からすると、自分の子が一番。その気持ちはとてもよくわかります。一方で、われわれコーチは選手全員を見ています。その時点で親とコーチでは、その子に対する見方が違うんですよね。まずはその前提を共有しないと、お互いにちがう角度から物事を見ているので、話がうまく通じないこともあります。親の立場からすると『うちの子にはもっとこうしてほしい』とう要求はあると思います。ただ、サッカーはチームスポーツであり、集団で取り組むスポーツである以上、最終的にはわが子だけでなく、チーム全体を応援してもらえるとありがたいというのが正直な気持ちです」

http://www.sakaiku.jp/column/challenge/2016/011737.html