「ニューヨーク・オープン」(アメリカ・ニューヨーク/2月12~18日/ハードコート)大会3日目、錦織圭(日本/日清食品)は2回戦で、世界ランキング72位のエフゲニー・ドンスコイ(ロシア)と対戦。錦織は6-2、6-4のストレートで勝ち、ATP…

「ニューヨーク・オープン」(アメリカ・ニューヨーク/2月12~18日/ハードコート)大会3日目、錦織圭(日本/日清食品)は2回戦で、世界ランキング72位のエフゲニー・ドンスコイ(ロシア)と対戦。錦織は6-2、6-4のストレートで勝ち、ATPツアー復帰大会である今大会で、準々決勝進出を決めた。試合時間は1時間5分。

1セット目を6-2で先取した錦織。続く第2セットは序盤、サービスキープで両者譲らない展開だった。

先に均衡を破ったのは、再び錦織。第5ゲームにいいタイミングでサービスブレークを果たし、ゲームカウント3-2とリードした。勝利に向かって加速したい錦織は、続く自身のサービスゲームをラブゲームでキープ。改良を加えた新しいサービスフォームも徐々にしっくりきているように思わせる試合運びとなった。

ゲームカウント5-4で迎えた錦織のサービング・フォー・ザ・マッチ(キープすれば試合に勝てる自身のサービスゲーム)。最後まで隙の少ない錦織はラブゲームで危なげなく決め、ATPツアー復帰大会である今大会で準々決勝進出を決めた。

錦織の準々決勝の相手には、世界ランキング91位のラドゥ・アルボット(モルドバ)が決まっている。アルボットは、今大会第3シードだった地元ジョン・イズナー(アメリカ)から、フルセットで金星を挙げての準々決勝進出。

勝ち上がりとともに内容が充実してゆくような錦織に、ますます注目だ。(テニスデイリー編集部)※写真は「ニューヨーク・オープン」1回戦のときの錦織圭

(Photo by Rich Graessle/Icon Sportswire via Getty Images)