ジャパンラグビー トップリーグ2017-2018の年間表彰式が1月21日に東京都内のホテルで開催され、連覇を達成したサントリーサンゴリアスの松島幸太朗が初めてMVPに輝いた。
 サンゴリアス在籍4年目で大賞受賞となった24歳の松島は、FBで2季連続3回目のベストフィフティーンにも選出され(2014-15シーズンはCTBで受賞)、「アスリートとしても成長できたと思えるシーズンでした。それも、チームのおかげだと感謝しています」と喜びを語った。

 新人賞には、ルーキーながらトヨタ自動車ヴェルブリッツのキャプテンを務め、チームを7季ぶりのベスト4へけん引した姫野和樹が選ばれた。昨年11月のオーストラリア代表戦でLOとして先発し日本代表初キャップを獲得した姫野だが、全15試合に出場したトップリーグでは1試合を除いて6番で先発しており、FLでベストフィフティーンにも選出されている。
 23歳の姫野は、「1年前の今頃は、大学選手権優勝の直後でリフレッシュ期間。今の状況は想像もつかないことでした。1年間、苦しいこともありましたが、このような賞をいただき形になったこと、うれしく思います」とコメントした。

 姫野のチームメイトであるSOライオネル・クロニエは、初のトップリーグで132得点(5T/28G/16PG/1DG)を記録し、得点王に。12トライを挙げた山田章仁(パナソニック ワイルドナイツ)は5季ぶり2回目の最多トライゲッターとなった。
 そして、オーストラリア、フランスでの挑戦を終えてヤマハ発動機ジュビロに復帰した五郎丸歩は、ゴールキック成功率83.02%で5季ぶり3回目のベストキッカー賞に選ばれ、「キックのルーティンを変えて臨んだシーズンで、結果が残ったことは良かった。これまでずっと成功率80%を目標に掲げてきて、1回も達成はできていなかった。今回、83%という数字が出せた。次は、エディーさん(ジョーンズ前日本代表ヘッドコーチ)に言われていた85%でしょうか」と話し、来季への意気込みを感じさせた。

 そのほか、リーグ戦通算100試合を担当した麻生彰久レフリーは、功労賞と、5季連続5回目となるベストホイッスル賞(A級、A1級のなかで、第11節終了時点でリーグ戦6試合以上担当したレフリーが選考対象)を受賞している。
 また、レフリーとアシスタントレフリーを合算して最も多く担当し、今シーズン多大な貢献をした者に贈られる「AIG賞」は、大槻卓レフリーが初受賞となった。

 そして、第13節までの104試合のなかから印象的な4シーンをトップリーグ中継の出演者、スタッフが厳選し、SNSを利用したファン投票で選ばれる「J SPORTS賞」は、第7節の近鉄ライナーズ×クボタスピアーズ戦で、天理高校、天理大学の同級生でもあるクボタのSO立川理道、SH井上大介、FL田村玲一が地元の天理親里ラグビー場で決めたトライシーンが最多票を獲得し、クボタスピアーズに贈られた。

 ゲインメーターの記録が最も高かった選手に贈られる「Opta賞」は、1,240メートルだった近鉄ライナーズのFB/WTBセミシ・マシレワが初受賞している。