「全米オープン」の覇者であるスローン・スティーブンス(アメリカ)が8日、「シドニー国際」で予選を勝ち上がったイタリアのカミラ・ジョルジ(イタリア)に敗れ、大会から姿を消した。スティーブンスにとっては、これが今年最初の試合であった。昨年の「全…

「全米オープン」の覇者であるスローン・スティーブンス(アメリカ)が8日、「シドニー国際」で予選を勝ち上がったイタリアのカミラ・ジョルジ(イタリア)に敗れ、大会から姿を消した。スティーブンスにとっては、これが今年最初の試合であった。

昨年の「全米オープン」で自身初のグランドスラムのタイトルを獲得したスティーブンスは、NSWテニスセンターでの試合に3-6、0-6で敗れ、実戦形式のプレーが不十分なまま、来週メルボルンで開幕する「全豪オープン」に臨むことになった。

世界ランク13位のスティーブンスは昨年の「全米オープン」の決勝でマディソン・キーズ(アメリカ)を破る金星を挙げて以来、試合での勝利がない。

24歳のスティーブンスは、6連敗を喫したことから2017年シーズンを早々に切り上げ、2ヶ月間を休養にあてていたが、今回の敗戦で7連敗となった。

スティーブンスが「シドニー国際」から敗退した前日 (大会初日) には、「全仏オープン」の覇者であるエレナ・オスタペンコ(ラトビア)がエカテリーナ・マカロワ(ロシア)に6-7 (3)、1-6で敗れる波乱も起きている。

(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は1回戦で敗退となったスティーブンス

(Photo by Steve Christo - Corbis/Getty Images)