過去2回チャンピオンになったビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)がワイルドカードを獲得し「全豪オープン」に出場することになった。2012年、2013年に「全豪オープン」で優勝したアザレンカは、昨年12月19日に生まれた息子レオの養育権をめぐ…

過去2回チャンピオンになったビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)がワイルドカードを獲得し「全豪オープン」に出場することになった。

2012年、2013年に「全豪オープン」で優勝したアザレンカは、昨年12月19日に生まれた息子レオの養育権をめぐる係争に巻き込まれている。

彼女は7月10日に「ウィンブルドン」の4回戦でシモナ・ハレプ(ルーマニア)に負けて以来、全く試合に出ていない。元パートナーとの係争が「ウィンブルドン」の終了直後に始まったからだ。

今年アザレンカが出場した試合は6つにとどまり、彼女の世界ランキングは現在208位である。

「全豪オープン」のトーナメントディレクター、クレイグ・ティリーは水曜日、かつてのNo.1選手にあらゆる支援をすると語り、さらに「彼女の現状はとても厳しいものですが、私たちはできるサポートはすべてするつもりだと彼女に伝えました」と語っている。

全豪オープンは2018年1月15日に開幕する。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」のときのアザレンカ

(Photo by Michael Steele/Getty Images)