ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が自身のツイッターでアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とのちょっと変わった練習風景を公開している。練習で使用しているのは特殊なマシーンで、斜め上、横、斜め下にそれぞれ棒が伸びており、それぞれに2つ、3つ、2つ…

ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が自身のツイッターでアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とのちょっと変わった練習風景を公開している。

練習で使用しているのは特殊なマシーンで、斜め上、横、斜め下にそれぞれ棒が伸びており、それぞれに2つ、3つ、2つの光るボタンが付いている。

開始と同時に光るボタンを素早く押して光を消し、それを繰り返す、というものだ。

ジョコビッチとズベレフが一心不乱にボタンを押す動画と一緒に、「あなたはこのマシーンを倒すことができるかい? 僕たちは目と手の整合性を高めるためにこのゲームをやってのけたよ」とコメントしている。

動画では、ジョコビッチとズベレフが並んで笑顔でプレーしている様子が10秒ほど映っている。

ジョコビッチは右肘の故障により「ウィンブルドン」の準々決勝を棄権し、その後の試合欠場を発表していたが、2018年の1月に開幕する「カタール・エリクソンモービル・オープン」での復帰を予定しており、先日は元世界ランキング1位のアンドレ・アガシ(アメリカ)に加えて元世界ランキング8位のラデク・ステパネク(チェコ)をコーチに迎えたことを発表したり、アメフトを取り入れた練習を公開したりしていた。

また、髪の毛を短く切ってイメチェンしたズベレフは、今シーズン「BNLイタリア国際」で初めてATP1000の大会で優勝し、その後も「ロジャーズ・カップ」などで優勝を成し遂げ、11月には自身最高となる世界ランキング3位にまで上り詰めた。そして「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」の出場を取りやめて参加した「ATPファイナルズ」では、1勝2敗で決勝トーナメントに進むことができず、現在は世界ランキング4位となっている。

ちなみに、ズベレフが初のATP1000の大会で優勝した「BNLイタリア国際」の決勝戦の相手はジョコビッチで、スコアは6-4、6-3。両者の対戦は今のところこの1試合のみとなっている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウィンブルドン」のときのジョコビッチ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)