アンディー・マレー(イギリス)と、ボブ・ブライアン(アメリカ)とマイク・ブライアン(アメリカ)、そしてセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)はテニス四大大会を含めて、さまざまなビッグタイトルをこれまで手にしてきたが、今回はなんとゴルフ界の「伝説」…

アンディー・マレー(イギリス)と、ボブ・ブライアン(アメリカ)とマイク・ブライアン(アメリカ)、そしてセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)はテニス四大大会を含めて、さまざまなビッグタイトルをこれまで手にしてきたが、今回はなんとゴルフ界の「伝説」的選手であるジャック・ニクラウスとタッグを組んだ。

ただ、元世界ナンバーワンとダブルス界のビッグペア、そしてゴルフの伝説的選手が協力したのはテニスでも、ゴルフでもなく、チャリティでのことだ。

ATPによれば、今回、マレーらとニクラウスは、アメリカのフロリダ、パームビーチで共同イベントを実施。ATPとWTA、ゴルフのPGAに所属するプロ選手などが慈善活動に参加し、「ブライアン兄弟ファウンデーション」と「二クラウス児童ヘルスケアファウンデーション」への寄付となる110万ドルを集めた。

参加者らは、二クラウス夫妻の自宅のテニスコートで、アンディー・マレー(イギリス)やブライアン兄弟、さらにほかのプロ選手らとテニスを楽しめたという。

具体的には、マレー、セレナ、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)、ジェームズ・ブレイク(アメリカ)、ユージェニー・ブシャール(カナダ)、ジム・クーリエ(アメリカ)、トミー・ハース(ドイツ)、マーク・ノールズ(バハマ)、ステファン・コズロフ(アメリカ)、ライリー・オペルカ(アメリカ)、ジャック・ソック(アメリカ)らが参加。参加者らはこれらプロの選手とペアを組んだり、対戦相手となったりしてプレーできたという。

ATPはサイト上で、ボブ・ブライアンが「参加者全員が、13人のプロ選手たちと対戦またはパートナーとしてプレーできたんだ」と語ったことを明らかにしている。

また今回のイベントに集った選手らはテニスを離れ、ゴルフにも挑戦しており、ATPは「ジャック・ソックと回ったんだけど、彼のゴルフはあっぱれだった。ボールの飛距離がすごいし、他のテニス選手も堂々とプレーしていたよ」とマイク・ブライアンが語ったことも紹介した。

ブライアン兄弟とニクラウス夫妻は、来年に2回目の同イベントの開催を予定しており、ボブ・ブライアンは来年以降の開催も視野にいれているところだ。(テニスデイリー編集部)

※写真は11月のイベントだったアンディ・マレーライブ会場でのマレーとフェデラー

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images for Andy Murray Live)