昨季降格し、今季からJFLで戦うアスルクラロ沼津は25日、三島市役所を表敬訪問した。高島雄大社長、中山雅史クラブ・リレ…

 昨季降格し、今季からJFLで戦うアスルクラロ沼津は25日、三島市役所を表敬訪問した。高島雄大社長、中山雅史クラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO=スポンサーやサポーター、行政機関とクラブをつなぐ役職)、J3松本から完全移籍で加入したMF滝裕太が訪れた。

 三島市出身の滝は、小学生時代に沼津の下部組織に所属。その後、清水エスパルスユースを経て、清水エスパルスのトップチームに昇格するなど、静岡と縁の深いキャリアを歩んできた。三島市の豊岡武士市長との歓談では「まずは沼津でしっかり結果を残して、三島市民の方々に自分の活躍が届くように頑張っていきたい」と意気込んだ。地元復帰にあたり知人からの激励の連絡も届いているという。

 ゴン中山の愛称で知られる中山CROから「沼津は滝頼みです」と声を掛けられ、会場が和やかな雰囲気に包まれる場面もあった。地元出身の新戦力として、滝にかかる期待は大きい。

 昨季クラブはリーグ20位に沈み、入れ替え戦の末に降格した。今季は滝が清水でも指導を受けた篠田善之監督の下、最短でのJリーグ復帰が至上命題。3月中旬から6月上旬まで行われる昇降格なしのJFL特別大会に臨む。3月21日の開幕戦はアウェーでYS横浜と対戦。ホーム初戦は第2節(3月29日)で、新宿を愛鷹に迎える。その後のJFL本大会では、優勝すればJリーグへ自動昇格、2位の場合はJ3との入れ替え戦に回る。特別大会を含め、一戦一戦が復帰への足がかりとなる。攻守ともにアグレッシブなサッカーを掲げる新指揮官の下、滝は「監督がやりたいことをみんな理解し、徐々に実行できているので、いい感じにチームを作れていると思います。開幕までに完成度を高めていければ」と話し、クラブの再起に向けた手応えを語った。(伊藤 明日香)