◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽ノルディックスキー・複合(19日、イタリア・プレダッツォ) 【バルディフィエメ(イタリア)1…

◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽ノルディックスキー・複合(19日、イタリア・プレダッツォ)

 【バルディフィエメ(イタリア)19日=松末守司】複合の最終種目で初実施される団体スプリントの前半ジャンプ(ヒルサイズ=HS141メートル)が行われ、今大会が五輪での最終戦となる渡部暁斗(北野建設)、山本涼太(長野日野自動車)で挑んだ日本は、2人の合計231点で3位。渡部は119メートル、山本は125・5メートルを飛んだ。後半距離(7・5キロ)は、トップから21秒差でスタートする。

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 渡部は「いいジャンプはできませんでした。僕が足を引っ張ってしまいましたけど、クロスカントリー(距離)に準備したい」と振り返り「何も残らないぐらい、全て置いていきたいと思います」と意気込みを語った。

 昨年10月に今季限りでの現役引退を表明。今大会が最後の五輪となるが、個人戦は初戦の個人ノーマルヒル11位、個人ラージヒルも19位。3大会連続でメダルを手にする求道者は、苦戦を強いられている。

 それでも、諦めず現地入り後に、板の下にビー玉を敷いた器具で助走姿勢を作り、シミュレーションを行うなど、自身の経験を余すところなく生かし、復活へ戦う姿勢は崩してはいない。集大成の五輪最後の種目に向けて「全力で戦います」と宣言。最後まで諦めずに頂点を貪欲に目指す。