◆第76回ダイヤモンドS・G3(2月21日、東京競馬場・芝3400メートル)=2月19日、美浦トレセン マイネルカンパー…
◆第76回ダイヤモンドS・G3(2月21日、東京競馬場・芝3400メートル)=2月19日、美浦トレセン
マイネルカンパーナ(牡6歳、美浦・青木孝文厩舎、父ゴールドシップ)を出走させる青木調教師は、18日に今夏を最後に新規の募集停止が発表されたラフィアンターフマンクラブ所属馬の育成、管理などを担うビッグレッドファームで働いた経歴を持つ。
青木師は「知らせには驚きましたが、全く不思議なものではなく、(同クラブ発表の)岡田紘和代表の話も読みましたが、納得できるものでした。新規募集はなくなりますが、調教師としてビッグレッドファームと、これからも馬を通じて真摯(しんし)にお付き合いできればと思いますし、関係性については何も変化はありません」と歴史に幕を閉じることへの理解と、今後も続く同ファームとの関係について口にした。
電撃発表があった週末にマイネルの勝負服で挑む長距離重賞。「(調教師の仕事は)やることをやって結果を出すだけ。今回のことで何か仕事を変えることはない」と前置きしたうえで、「カンパーナに天皇賞・春(5月3日、京都)で頂点を取ってもらって、故郷に錦を飾りたい気持ちは強くなりました」と冷静な口調で胸に秘める熱い思いを打ち明けた。
ラフィアンの代表馬マイネルキッツが春の盾をつかんだ17年後。先輩と同じ6歳で「馬体の充実が著しい」と完成期に入ったカンパーナが、目標とする淀の大舞台へ弾みをつける。(浅子 祐貴)
◆青木 孝文(あおき・たかふみ)1981年9月23日生まれ。群馬県出身。44歳。04年から美浦で厩務員、助手を務め、16年に調教師免許取得。17年3月、美浦で開業。JRA通算105勝。重賞は23年の中山大障害を制したマイネルグロンで通算3勝。