ミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー男子デュアルモーグルで銀メダルを獲得した堀島行真(トヨタ自動車)らが19日…

 ミラノ・コルティナ五輪のフリースタイルスキー男子デュアルモーグルで銀メダルを獲得した堀島行真(トヨタ自動車)らが19日、羽田空港着の航空機で帰国した。堀島はデュアルモーグルの銀メダルとモーグルの銅メダルを首にかけながら、帰国後の会見で「こういう大舞台から無事にけがもなく、またメダルを取れて帰って来れてうれしい」と喜びを語った。

 今大会は、妻・輝紗良さん(25)=旧姓・住吉=と愛娘も現地に駆けつけ、大会を通じてサポートを受けた。会見では「娘が初の車酔いを経験した。僕は隣でそのケアをしながら寝る時間もあった」と、現地でのエピソードも披露。「1つ1つの舞台、1つ1つの遠征でいろいろなことを経験してもらっているので、それはいろいろな形で(娘に)伝えていきたい」と話した。

 父親としての覚悟ものぞかせた。今大会だけで2つのメダルを獲得したが、目標の金メダルを取れず悔しさが残った。家族に対して1位を見せられなかったことも心残りの1つ。「次の4年後は正直なところ、3位の父親よりも、2位の父親よりも、1位の父親がいい。子供たち、妻も含めて、1番の人が近くにいると思ってもらえるような結果を今後は目指していきたい」と、2030年のアルプス五輪へ向けて決意を示した。

 ◆堀島 行真(ほりしま・いくま)1997年12月11日生まれ。岐阜・池田町出身。28歳。両親の影響で1歳からスキーを始め、小学4年でモーグルを開始。W杯通算24勝。23―24年シーズンで日本男子初の種目別制覇。世界選手権は17年にモーグル(M)、デュアルモーグル(DM)2冠。25年M金、DM銀。21年DMで銅。五輪は18年平昌11位、22年北京銅。身長170センチ。家族は妻と子ども1人。