ノルディックスキー複合の最終種目となる団体スプリントが19日、イタリア・プレダッツォジャンプ競技場、テーゼロ距離競技で…
ノルディックスキー複合の最終種目となる団体スプリントが19日、イタリア・プレダッツォジャンプ競技場、テーゼロ距離競技でそれぞれ行われる。
同種目は前回22年北京五輪まで行われていた4人制から2人制に変わり、今大会で初実施される。2012年からW杯、2013年からは世界選手権でも行われており、2017年世界選手権で渡部暁斗、弟の善斗で臨み銅メダルを獲得している。
出場は各国2人で今大会の日本は、今季限りで引退を表明している渡部、山本涼太で出場する。前半飛躍(ヒルサイズ=HS141メートル)を1回ずつ飛び、2人の合計得点をタイム差に換算し、そのタイム差で後半距離(7・5キロ)を行う。距離は1・5キロのコースを2人交互に5周し、7・5キロを走る。
4人制(4人でリレー形式で20キロ)とは違い、2人で交互に短い距離を走るため、レース展開は高速になり、スピードに加えて持久力も求められる上、高い戦術も要求される過酷なレース。特に距離が行われるテーゼロ距離競技場のコースは起伏が激しくより走力が重要なカギを握る。
渡部は今季10月に引退を表明してから常に「2月に季節外れの桜の花を咲かせたい」と話して、ラスト五輪にかけてきた。ノルウェー、ドイツ、オーストリアの3強が強敵だが、ジャンプでリードする日本が距離でどこまで食い下がれるか注目だ。