◆第8回雲取賞・Jpn3(2月18日、大井競馬場・ダート1800メートル、良) 3歳ダート3冠競走の前哨戦、第8回雲取賞…

◆第8回雲取賞・Jpn3(2月18日、大井競馬場・ダート1800メートル、良)

 3歳ダート3冠競走の前哨戦、第8回雲取賞・Jpn3は18日、大井競馬場で16頭(JRA4、南関東12)が争い、3番人気のリアライズグリント(坂井)が2連勝で重賞初制覇。3着以内に入ったJRA所属上位2頭となる勝ち馬と2着トリグラフヒル、地方所属上位2頭の5着ゼーロスと6着アヤサンジョウタロが、1冠目となる羽田盃・Jpn1(4月29日、大井)の優先出走権を獲得した。

 矢作調教師、坂井の師弟が、サウジC連覇の興奮も冷めやらぬなか、新星リアライズグリントを勝利に導き、3歳ダートクラシック戦線の主役候補に名乗りを上げた。

 五分のスタートから軽く促され2番手を確保。手応え良く3角から並びかけ、馬なりのまま先頭で直線へ。外からトリグラフヒルも馬体を併せにかかったが、後続を6馬身ちぎった一騎打ちを首差で制した。帰国初戦での重賞V。坂井は「使うごとに良くなっていると感じていました。直線で物見するところはあったけど、寒い中でも熱い走りを見せて頑張ってくれました」とたたえ、「これからまだ良くなってくるなかで重賞を勝てたし、今後が楽しみ」と自信を深める。

 鞍上とともにゆかりの故郷での勝利に矢作調教師は「格別ですね。サウジCと同じくらいうれしい」と笑顔。今後については「オーナーと相談してからになるけど、羽田盃から東京ダービーは考えている」。ドバイなど海外も含め、さらなる高みを見据える。

 ◆リアライズグリント 父キタサンブラック、母マドラスチェック(父マリブムーン)。栗東・矢作芳人厩舎所属の牡3歳。北海道安平町・追分ファームの生産。通算5戦2勝(うち地方1戦1勝)。総獲得賞金は3750万円(うち地方2400万円)。重賞初制覇。馬主は今福洋介氏。