◆フェブラリーS追い切り(18日・美浦トレセン) 今年最初のJRA・G1、第43回フェブラリーS(22日、東京)の追い切…
◆フェブラリーS追い切り(18日・美浦トレセン)
今年最初のJRA・G1、第43回フェブラリーS(22日、東京)の追い切りが18日、東西トレセンで行われた。美浦ではシックスペンスがWコースを軽快に追走併入。初タッグの戸崎が好感触を得た。
定年を1週間後に控える国枝調教師のラストG1。シックスペンスと初コンビを組む戸崎が、指揮官への感謝を胸に今年最初のビッグタイトルをつかみにいく。
最終追い切りは新鞍上を背に美浦・Wコースへ。道中は初めてとは思えないピタリとした折り合いで、前を行くルージュスエルテ(5歳2勝クラス)の3馬身ほど後ろを追走。内ではなく外に進路をとった直線では、国枝厩舎のシンボル・白いシャドーロールが横に並んで上下に揺れる。最後まで馬なりのまま6ハロン81秒8―11秒5で僚馬と併入。実に軽快な動きに戸崎は「良い馬で、状態もすごくいいという感触でした。すごく乗りやすかったですし、気持ち良さそうにのびのびと走ることができました」と手綱から伝わる好感触にうなずいた。
前走のチャンピオンズCは道中で折り合いを欠いて11着。今回は舞台こそ東京に替わるが、初ダートで2着に好走した南部杯(盛岡)と舞台は似ている。鞍上は「ワンターンの競馬の方がしやすいのかなというイメージが湧きました。南部杯と同じ条件ですし、前回とは違う競馬になると思います」と巻き返しに意欲を見せる。
南関東のトップジョッキーとして中央移籍した2013年から積み重ねた勝利は、15日時点でJRA通算1716勝。そのうち国枝厩舎とは、11年の秋華賞を制したアカイトリノムスメをはじめ、全体2位の56勝をマークする。名伯楽と挑む最後のG1に「依頼が来た時は感慨深かったです。(中央に)移籍してから有力馬を依頼していただくことが多かったですし、色々な思い出があります。結果で恩返しできれば」と引き締まった表情の名手。並々ならぬ決意でマイルダート王の称号を目指していく。(浅子 祐貴)