◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート 女子ショートプログラム(17日、ミラノ・アイススケートアリーナ) 【ミラ…
◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート 女子ショートプログラム(17日、ミラノ・アイススケートアリーナ)
【ミラノ(イタリア)17日=大谷翔太】女子ショートプログラム(SP)が行われ、前回の北京五輪銅メダリストで今季限りでの引退を表明している坂本花織(シスメックス)は77・23点で2位スタート。「タイム・トウ・セイ・グッバイ」を、思いを込め演じ上げた。冒頭の3回転ルッツ、続く2回転半、フリップ―トウループの連続3回転をすべて着氷。重圧に打ち勝ち、両手でガッツポーズを作った。
初出場の17歳、中井亜美(TOKIOインカラミ)が五輪では日本女子4人目となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決め、自己ベストの78・71点で首位。日本はワンツー発進となった。フリーでは中井との1・48点差を追うことになるが「もちろん追いかける方が楽なので。最後の最後までこうやって追いかける立場でいさせてくれる亜美ちゃんに感謝」と語り、「世代交代も安泰ですね、日本は」と笑顔を見せる姿に貫禄が漂った。
2018年平昌五輪からデビューし、22年北京五輪では日本女子3人目のメダルとなる3位。集大成の今大会は、シングルでは初めて団体と個人のSP、フリーを滑るフル回転の活躍となる。2大会連続メダルなら、男子の鍵山に続いて通算4個目。日本フィギュアでは、最多に並ぶ偉業となる。
「フリーに向けて、守らなきゃっていうものがないので、もう本当に最後の最後まで、もう爆発して、自分の力が出せたらきっといい演技ができるんじゃないかなと思う。守りに入らず、攻めの姿勢で頑張れたらなと思っている」。日本女子では06年トリノ大会の荒川静香以来の金メダルを目指し、19日(日本時間20日)のフリーに挑む。