「阪神春季キャンプ」(17日、宜野座) コンパクトなスイングで捉えた打球が、グングン伸びていった。阪神のドラフト2位・…
「阪神春季キャンプ」(17日、宜野座)
コンパクトなスイングで捉えた打球が、グングン伸びていった。阪神のドラフト2位・谷端将伍内野手(21)=日大=が、フリー打撃で今キャンプ自身最多となる4本の柵越えを披露。第4クールで疲れも蓄積する時期だが「体は全然、元気なので。疲労もあるけど、しっかりケアしながら今のところできている」と頼もしい言葉を並べた。
柵越えはいずれも滞空時間の長い放物線。キャンプ序盤と比較すると、明らかに飛距離が出ている。「確かに柵越えも増えてきたんですけど、やっぱり先輩のバッティングを見て、すごく学ぶことが多い。それのおかげです」と感謝。主力選手たちの打撃に目を凝らしながら、自らの成長へのヒントにしている。
海の向こうから届いた奮闘も、ルーキーへの刺激になるはずだ。14日にミラノ・コルティナ五輪でスノーボード男子ハーフパイプ決勝が行われた。22年北京五輪金メダリストの平野歩夢(27)は、谷端と同じ日大出身。大会直前に骨盤など複数箇所の骨折に見舞われたが、7位と健闘して周囲の心を動かした。
谷端は新人で唯一、キャンプ初日から宜野座組で鍛錬を積んでいる。「新人で宜野座でやらせてもらっている立場。常に100%でやっていきたいと思っているので」と強調した。競技は違えど、どんな状況でも全力を貫くスタイルは平野と重なる部分がある。“虎の鉄人”となり、21日から始まるオープン戦3試合でも存在感を発揮する。