サッカーのW杯(米国・メキシコ・カナダ共催、6月11日開幕)開催国である米国のメジャーリーグサッカー(MLS)が現地時…

 サッカーのW杯(米国・メキシコ・カナダ共催、6月11日開幕)開催国である米国のメジャーリーグサッカー(MLS)が現地時間21日に開幕する。1996年のリーグ開始から30年を迎え、MLSリーグのバイス・プレジデントを務めるダン・コートマンシュCCOが17日、オンラインで日本メディアの合同取材に対応した。95年から携わり、リーグの全ての歴史を知る数少ない人物であるコートマンシュ氏は「この国のサッカーに関わる人にとって歴史的な瞬間が訪れようとしている。かつてないほどサッカーに対する機運の高まりを感じている」と胸を高鳴らせた。

 MLSは当初10クラブでスタートし、現在は30クラブ(うちカナダに3クラブ)ある。FIFAから94年W杯開催地に選出された際、「トップのリーグがなければならない」とされた経緯から、MLSが誕生した。それまでは68~84年にペレ、ベッケンバウアー、クライフらがプレーしたプロリーグがあったが、その後約10年以上の空白期間があった。

 現在ではアルゼンチン代表FWメッシ(インテル・マイアミ)、韓国代表FWソン・フンミン(ロサンゼルスFC)ら世界トッププレーヤーが在籍するまでに成長し、日本人選手も元日本代表DF吉田麻也(LAギャラクシー)ら最多8選手がプレーする。同氏は「もっと多くの日本人選手を迎えたい」と話す。また、22年カタールW杯にはリーグから37人が出場し、これは第6位にあたる。移籍マーケットでも、26年1月のウィンドーで動いた金額は全世界で4位の額とされ、ビッグマーケットに進化を遂げた。育成にも力を入れ、「子どもたちがトップへのキャリアを歩むパスウェーもしっかりしている」(コートマンシュ氏)と胸を張る。

 32年ぶりに米国で開催される、過去最多48チーム参加のW杯に向けて「北米のサッカーにおいて、最もエキサイティングな時間が来ようとしている。30年前、我々は非常に楽観的ではあったが、今こうして30年後、サッカー専用のスタジアムが30も建てられるなど、これまでに想像できなかったくらい大きな進歩を遂げている」と語った。