◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート ペアフリープログラム(16日、ミラノ・アイススケートアリーナ) 世界チャ…

◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽フィギュアスケート ペアフリープログラム(16日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 世界チャンピオンの三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が、ショートプログラム(SP)5位から大逆転優勝を果たした。フィギュア日本勢の金メダルは、2006年トリノ五輪の荒川静香、2014年ソチ、18年平昌五輪で2連覇の羽生結弦以来。ペアでの優勝は、日本史上初の快挙となった。

 SPではリフトでミスが出たりくりゅう。木原はSP終了直後から涙が止まらなくなった。この日も朝から演技直前まで泣き続けた。そんな弱気になっている姿を見て三浦は「私は今日、龍一くんのために滑るよ」と声をかけた。木原は「お互いのために滑ろう」と返し、これまでと同じく互いを支え合ってリンクに立った。

 普段は年上の木原が私生活でもスケートでもリードすることが多い。頼れるお兄さんだが、今大会ばかりは三浦がお姉さん役を買って出た。互いが互いを支え歩んできた7年間。大きなピンチだった今大会も、あうんの呼吸で乗り越えた。木原は「7年の絆だと思ったし、感謝しかない」と語った。最後まで頼もしく引っ張った三浦も「最高のチーム」とコーチや関係者一丸でつかんだ金メダルに胸を張った。