J2磐田は、アウェーでJ3岐阜と対戦し、1―2で敗れ、開幕連勝とはならなかった。後半16分に先制を許すと、6分後にも追…
J2磐田は、アウェーでJ3岐阜と対戦し、1―2で敗れ、開幕連勝とはならなかった。後半16分に先制を許すと、6分後にも追加点を奪われ、立て続けに失点。反撃を試みる中、途中出場のFW佐藤凌我(26)が今季公式戦チーム1号となるゴールを決めたが、追い付くことはできなかった。次節は21日、ホームで松本と対戦する。
磐田が1点を追う後半アディショナルタイム。ラストプレーはロングスローにゴール前で川合が抜け出して頭で合わせたが、無情にもボールは相手GKの両手に収まった。直後、試合終了の笛が鳴ると選手たちは一斉に肩を落とした。
開幕3連戦はいずれもJ3クラブとの対戦が組まれた。初戦(7日)のホーム長野戦はスコアレスの末、PK戦で勝利したが、2試合を終えて積み上げた勝ち点は2にとどまった。昨季からの課題である自陣でのボールロストからの失点が響いた。志垣良監督(45)は「非常にもったいない失点だった。あそこで失点してしまうと試合が難しくなる」と振り返る。
後半16分、相手プレスを受け自陣でバックパスをつないだ場面で、MF井上潮音(28)が元清水のFW川本梨誉(24)に体をぶつけられてボールを奪われる。そのままロングシュートを決められ、先制点を献上した。さらに追加点も自陣でのボールロストから。MF川崎一輝(28)が前後から挟まれて奪われ、最後は元磐田のMF荒木大吾(31)に決められた。くしくも静岡のクラブに在籍経験のある2選手に得点を許すことになった。
2点を追う展開の中、反撃。後半32分、味方選手のシュートが右ポストに当たり、跳ね返ってこぼれたところを佐藤が右足で振り抜いた。今季公式戦チーム1号を記録したが、余韻に浸ることなくすぐにボールを回収。味方に声を指示を出し、前進する姿勢を示したが、再び得点シーンが生まれることはなかった。
この試合のシュート数は10本。相手の4本を上回ったが、決定力を欠いた。志垣監督は「ミドルスペースまでは侵入できたが、そこから先、相手の背後をどう崩すかが課題だった」と分析する。佐藤は「得点は結局は守備から。今はチームとして積み上げているところ。攻撃ももっと良くなると思うし、相手のプレスをどう回避するかを考えて練習していきたい」と前を向く。次戦の松本戦で今度こそ勝ち点3を取り、確かな一歩を踏み出す。(伊藤 明日香)