◆第119回京都記念・G2(2月15日、京都競馬場・芝2200メートル、良) 東西で15日に重賞が行われた。第119回京…

◆第119回京都記念・G2(2月15日、京都競馬場・芝2200メートル、良)

 東西で15日に重賞が行われた。第119回京都記念・G2(京都)は調教師への転身のため今月末で引退となる藤岡佑介騎手(39)=栗東・フリー=騎乗のジューンテイクが、重賞2勝目を挙げた。

 満面の笑みで右拳を高く突き上げた。ジューンテイクは道中は終始2番手を追走。直線は外へ持ち出されると、早々と抜け出した。28日付で22年の騎手生活を終え、調教師への道を歩む藤岡が何度も何度も鼓舞し、ゴールへ向けてグングンと加速。競馬学校第20期生の同期、川田が騎乗する1番人気エリキングの猛追を半馬身差で封じ込めた。鞍上は「馬がやっといい時の感じに戻ってきたので、結果につながってくれてすごくうれしいです」と笑顔を見せた。

 管理する武英調教師とはペプチドナイルで24年のフェブラリーSを制覇するなど、苦楽をともにしてきた。トレーナーは「何十年の付き合いもありますし、佑介と最後に挑める重賞だったので勝てて良かったです」と心から喜んだ。「今度からはライバルになるんで二度と応援しないですけどね(笑)」。3月からは新たなステージで互いに高みを目指していく。

 24年の京都新聞杯を制したが、その後は左前浅屈腱炎を発症するなど順風満帆ではなかった相棒を導いた。前走の中日新聞杯は3着と復調気配を見せ、今回がコンビ7戦目だった藤岡は「初めて返し馬でいいなと思っていた」と手応えを感じ取っていた。課題のスタートもしっかりと決め、見事に自身49勝目のJRA重賞タイトルを手に入れた。(松ケ下 純平)

 ◆ジューンテイク 父キズナ、母アドマイヤサブリナ(父シンボリクリスエス)。栗東・武英智厩舎所属の牡5歳。北海道浦河町・ヒダカフアームの生産。通算17戦4勝。総獲得賞金は1億9446万8000円。主な勝ち鞍は24年京都新聞杯・G2。馬主は吉川潤氏。