◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(14日、ミラノ・スピードスケート競技場) 男子500メートルで日本勢は2大…
◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(14日、ミラノ・スピードスケート競技場)
男子500メートルで日本勢は2大会ぶりにメダルを逃した。新濱立也(高崎健康福祉大職)が34秒46で6位。前回北京五輪銅メダルの森重航(オカモトグループ)は34秒62で10位。倉坪克拓(長野県競技力向上対策本部)は34秒85で19位だった。ストルツ(米国)が33秒77の五輪新記録で1000メートルに続く2冠を達成した。10年バンクーバー五輪男子500メートル銅メダルで、元世界記録保持者の加藤条治氏が解説した。
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500メートルはストルツ、デボー選手が異次元の強さを見せてきました。ストルツ選手はストレートで下に抑え込む力やカーブでの的確な角度の付け方など、全てが素晴らしかったです。
最終組の森重選手は、無意識のうちに持っている力以上を出さければいけないと考える状況。練習を見ていた時には100メートル通過で9秒5を切ることも期待できるほど動きが良かったですが、体に硬さが出て9秒65と加速しきれませんでした。それは3位ではなく、頂点を狙っていったからこその結果だと思います。
新濱選手も体の出力は相当上がってきている状態でしたが、最初のカーブで加速が足りず、トップスピードまで到達できていなかったという印象です。ただ、交通事故やシーズン中に内転筋を痛めたり、順風満帆ではなかった中で諦めずに調整を続け、入賞まで持ってこられたというのは彼の強さだと感じました。レース後の表情にも大きな悔しさの中に充実感があり、次への前向きな気持ちが見えました。日本を引っ張り続けるという思いでレベルを上げていってもらいたいです。(10年バンクーバー五輪男子500メートル銅メダル、元世界記録保持者)
▼男子500m
金 ジョーダン・ストルツ(米国) 33秒77【五輪新】
銀 イエンニング・デボー(オランダ) 33秒88
銅 ローラン・デュブルイユ(カナダ) 34秒26
6位 新濱立也 34秒46
10位 森重航 34秒62
19位 倉坪克拓 34秒85