中西は今冬の春高バレーで6年ぶり2度目の優勝を飾った東山(京都)で主将を務めた。夏の総体は決勝トーナメント2回戦で敗退…
中西は今冬の春高バレーで6年ぶり2度目の優勝を飾った東山(京都)で主将を務めた。夏の総体は決勝トーナメント2回戦で敗退し、秋の国民スポーツ大会は準優勝。「プレッシャーが大きかった」が、率先して声を出して部員45人をまとめ、結果を出した。
もともとはラガーを目指していた。磐田市の富士見小時代は磐田タグラグビークラブで全国大会に出場。城山中に進んだら、地元の「静岡ブルーレヴズRS」でプレーする予定だった。
だがコロナ禍で練習が始まらず、運動不足を心配した母・真弓さんがママさんバレーの練習に連れて行ったところ、はまってしまった。「スパイクよりもレシーブが楽しかった」。パスをつなぐ面白さが新鮮で、夢中になった。そして春高バレーの決勝をテレビで見て「(優勝した)東山に進学したい」と心を決めた。
182センチの高さを攻撃に生かし、アウトサイドヒッター(OH)として静岡の中学バレー界で大暴れ。そして進学した東山で日本一に輝いた。現日本代表の高橋藍が主将を務めた、2020年以来の快挙だった。結果的に運命を変えた真弓さんは、富士見高バレー部時代に総体や国体を経験しているものの、春高だけ未経験。「『春高に連れて行って』って言っていたのが本当になった。しかも優勝するなんて。夢じゃないかと思いました」と笑った。
4月からは天理大で競技を続け、レギュラーを目指す。将来の目標は高校の体育教師。「静岡に戻ってバレーを教えたい」と夢を語った。(里見 祐司)