投打二刀流2年目の日本ハム柴田獅子投手(19)が14日、投手としての本能をよみがえらせた。沖縄・名護で行われた1、2軍合…
投打二刀流2年目の日本ハム柴田獅子投手(19)が14日、投手としての本能をよみがえらせた。沖縄・名護で行われた1、2軍合同の紅白戦の4回に白組の3番手で今キャンプ初登板。ルーキー藤森に二塁打を浴びたが、後続を断って1回1安打無失点。この日の最速は151キロで「ひと安心しました」と笑顔を見せた。
登板前日の13日には「初めてですよ。こんな投げるのが嫌って思うなんて…」と珍しく弱音を吐いていた。オフは打撃重視で取り組んだ結果、筋力アップした肉体で自己最速154キロもマークするなど昨季つかんだ投球の感覚を再現できなくなっていた。キャンプイン後は球速も145キロほどで「やばい」状態だった。
必死に修正を重ねて迎えた今キャンプの初マウンド。悩んでいたのは「体が回らない」という違和感だったが、それを解消したのが登板直前のブルペン。「それがスッと回り始めましたね。実戦タイプなんかな」。この日は150キロ超えが目標だったが、手応え通りにクリア。「アベレージ150キロの感覚は今つかんだ。あとは体力アップ。投げる体力がいるんで、そこを上げて」と見据えた。
新庄監督からも「彼はそんなに心配してない」と及第点を与えられた。ここからは「(2軍の)稲葉監督に任せます。僕、二刀流の大谷君を育てたような経験がないんで、それは経験してる(栗山)CBOに任せた」と言いながらも「(柴田は)頭いいから、自分なりに打つ方も投げる方も充実させる考えを持ってると思う」。信頼に応える二刀流2年目は、何とか好スタートを切った。【木下大輔】