第119回京都記念・G2(2月15日、京都競馬場・芝2200メートル)に出走するヘデントール(牡5歳、美浦・木村哲也厩…
第119回京都記念・G2(2月15日、京都競馬場・芝2200メートル)に出走するヘデントール(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎、父ルーラーシップ)は昨年5月の天皇賞・春でG1初制覇を果たした後、放牧先の福島・ノーザンファーム天栄で調整が進められ、1月9日に美浦トレーニングセンターに帰厩。約9か月ぶりの実戦となる。同馬を4つのポイントからチェックする。
【戦歴】昨年はダイヤモンドS、天皇賞・春を連勝したが、昨年7月に右後肢の剥離骨折が発覚し休養。
【仕上がり】2月4日、美浦トレセンのWコースで1週前追い切りを行い、休み明けのブランクを感じさせない動きを見せた。僚馬アンパドゥ(5歳3勝クラス)を2馬身ほど内から追走、最後は強めに追われて併入に持ち込んだ。太田助手は「若干まだ前の馬に追いつくまでにもたつくようなところはありましたが、追いついてからしっかり走ってくれました。これで一段上がってくれればいいなと思います」と手ごたえを口にした。
11日の最終追い切りは、Wコースで3頭併せを実施。厩舎のパターン通り僚馬の真ん中を馬なりのまま楽な手応えで併入し、6ハロン84秒1―11秒4をマークした。太田助手も「先週にしっかり追い切って、一段階良くなりました。週が明けてからも馬は活発に過ごしています。今朝の動きも先週より一段上がったと思います」と納得の口ぶりだ。
【コース適性】24年の菊花賞2着以降3戦連続で長距離を走っているが、それまでは中距離で実績を挙げており、前走からの距離短縮は問題なさそうだ。太田助手は「長距離が得意というより心肺機能が高い。よどみのない流れになって、この馬の持久力が生きれば」と期待する。G1を制した淀の舞台で、復帰戦を飾る。
【データ】過去10年の年齢別成績を見ると、3着以内馬延べ30頭のうち21頭を5歳以下の馬が占めており、若い馬が優勢だ。
また、過去10年のうち、京都競馬場で開催された年(2016年から2020年、2024年、2025年)における枠番別成績を見ると、3着内率が比較的高いのは1枠、3枠、4枠となっており、1枠に入ったヘデントールには追い風になりそう。
休み明けという不安は残るが、得意の京都で9か月ぶりの勝利があっても驚けない。
※本記事は馬トクサイト、スポーツ報知紙面に掲載した記事をまとめたものです。