◆ミラノ・コルティナ五輪 フィギュアスケート(12日、ミラノ・アイススケートアリーナ) 【ミラノ(イタリア)12日=大谷…

◆ミラノ・コルティナ五輪 フィギュアスケート(12日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 【ミラノ(イタリア)12日=大谷翔太】 男子フリー(13日=日本時間14日)に向けた公式練習が本番リンクで行われ、ショートプログラム(SP)2位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が調整に臨んだ。

 練習日ながら、約3000人のファンが客席で見守る中、フリーの「トゥーランドット」の曲をかけて練習。冒頭の4回転サルコー、4回転トウループ―オイラー―3回転サルコーの連続ジャンプ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)―ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)の連続ジャンプなどを着氷させた。最大の見せ場である終盤の「イナバウアー」に、会場は喝采。練習後は「調子はもう、自信をつけてきたので。あとは本番、気持ちを整えて頑張るだけ」と語った。

 SP1位の世界王者、マリニン(米国)を5点差で追う。2大会連続メダル、初の金メダルを目指す勝負のフリーは、今一戦で封印を解く4回転フリップを2本目に投入する。ミラノ入り後、高確率で決めており、この日も複数回を着氷。「問題無く跳べている。形はちゃんとできている」と自信をのぞかせる。

 フリーの最終グループで滑った練習は、マリニンとも時間を共有。米国のファンも多くかけつける会場はライバルにも大きな声援がおくられた。「本番という舞台では、1人で滑ることになるので。その瞬間をご褒美タイムだと思って、トゥーランドットという特別なプログラムを滑れることを楽しみにしてきたので。全力でやりきることができたら」。現地イタリアの名曲に乗り、最高傑作をファンに届ける。