◆ミラノ・コルティナ五輪(12日・コルティナ・カーリング・オリンピックスタジアム) カーリング女子日本代表で、世界ランキ…
◆ミラノ・コルティナ五輪(12日・コルティナ・カーリング・オリンピックスタジアム)
カーリング女子日本代表で、世界ランキング5位のフォルティウスの五輪が開幕した。1次リーグ初戦の同4位・スウェーデンを相手に最終の第10エンド(E)を残して4―8と大きくリードを許して「コンシード」で敗れた。カーリングで見られるコンシードは「ギブアップ」とは意味合いが異なる。リードを許したチームが逆転が不可能と判断した場合「敬意を込めて相手を認める」という意味で握手を求めて勝負が決する。
初めて五輪で戦ったスキップの吉村紗也香は「たくさんの情報が得られた。気持ちを切り替えて、これから頑張っていきます」と懸命に前を向いて話した。この日のうちに第2戦の世界ランク8位のデンマークに臨む。
第1Eは、スウェーデンが有利な後攻で始まった。互いにストーン(石)をはじき出す展開で、ブランクエンド(両チームともに0点)。スウェーデンは第2Eも有利な後攻で展開する作戦を取った。
第2Eは、スキップの吉村紗也香が、2投ともにナイスショットで、1点をスウェーデンに取らせ、第3Eにフォルティウスが後攻を取ることに成功した。
第3Eは、サードの小野寺佳歩がNO1、2の石をつくるお膳立て。しかし、スキップの吉村の第1投が、ややミスショットとなり、相手にダブルテイクを許した。最後はフォルティウスが1点を取らされ、1―1の同点となった。
ゲームが大きく動いたのが第4E。後攻のスウェーデンが3点を奪うビッグエンドで、フォルティウスは1―4と一気に苦しい展開に。第5Eは、後攻で複数得点が望まれるフォルティウスが逆に1点を奪われ、さらに苦しくなった。
第6Eでフォルティウスは初めて複数得点(2点)に成功し、3―5と追い上げたが、続く第7Eでスウェーデンに2点を奪われて3―7とされ、突き放された。
1次リーグは10チームが総当たりを行い、上位4チームが準決勝に進出する。準決勝は1次リーグの1位と4位、2位と3位が対戦。勝者が決勝に進み、敗者は3位決定戦に回る。フォルティウスは1次リーグを、世界ランク4位のスウェーデン、同8位のデンマーク、同1位のスイス、同10位の米国、同3位の韓国、同2位のカナダ、同9位のイタリア、同6位の英国(スコットランド)、同11位の中国の順に対戦する。