◆ミラノ・コルティナ五輪 フィギュアスケート(12日、ミラノ・アイススケートアリーナ) 【ミラノ(イタリア)12日=大谷…

◆ミラノ・コルティナ五輪 フィギュアスケート(12日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 【ミラノ(イタリア)12日=大谷翔太】女子の公式練習が行われ、初出場の17歳、中井亜美(TOKIOインカラミ)が本番リンクで初めての練習に臨んだ。曲をかけて、いきなり大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷させるなど、好調をアピールした。

 午前8時20分と早朝から始まった公式練習。初めて五輪本番の氷に乗った中井がいきなり魅了した。6分後の8時26分、ショートプログラム(SP)の曲をかけての練習。冒頭にトリプルアクセルを降りると、続く3回転のルッツ―トウループの連続ジャンプ、最後の3回転ループまで完璧に着氷。10日に現地入りした疲れも見せず、35分間の練習を終えた。

 今季シニアデビューした中井は、グランプリシリーズデビュー戦だった第1戦のフランス大会でGPデビューV。同大会SPで出した78・00点は、ミラノ五輪の団体SPで坂本花織(シスメックス)が78・88に更新するまで、今季世界最高得点だった。勢いのまま昨年12月のGPファイナルに進出し、日本勢最高位の2位。全日本選手権4位で夢の五輪切符を獲得した。

 今季が始まった当初は「夢の舞台」だった五輪が現実に。5歳でスケートを始めたきっかけは、2010年バンクーバー五輪銀メダリストの浅田真央さんで、同じくトリプルアクセルを武器としていた。17歳でメダル獲得なら、当時19歳だった浅田さんより2歳下の日本女子最年少メダルとなる。五輪でトリプルアクセルを決めれば、日本女子4人目。女子SPは17日に行われる。