J2磐田は14日のホームJ3岐阜戦に向け、12日に磐田市内で調整。岐阜には、かつて磐田でプレーしたMF荒木大吾とMF中…

 J2磐田は14日のホームJ3岐阜戦に向け、12日に磐田市内で調整。岐阜には、かつて磐田でプレーしたMF荒木大吾とMF中村駿が在籍する。MF上原力也は旧友との再会を心待ちにしながらも、開幕2連勝への貢献を誓った。

 この日は、磐田はゴール前の技術向上を意識したメニューに取り組んだ。14日の岐阜戦を見据え、フィニッシュの精度や連係の確認に時間を割いた岐阜は開幕戦で、同じ静岡県内のJ2藤枝と対戦し、カテゴリーが上の相手に2―0で勝利。先制点を挙げた荒木は、上原の1年後の2016年に磐田へ加入し、3年間サックスブルーをまとって共に戦った仲間だ。

 上原は荒木について、「若い頃に切磋琢磨(せっさたくま)した仲間ですし、楽しみです。(当時は)昼ご飯を食べて映画を見て、夜ご飯も一緒に食べる。365日のうち300日以上は一緒にいましたね」と懐かしむ。「(中村も含め)2人の良さは分かっているので脅威ではありますが、同じピッチに立てるのは楽しみ」。J2とJ3が混在する特別大会ならではの顔合わせだ。

 今季から志垣良監督が就任した新生・磐田は、開幕戦で長野と対戦。上原は後半途中までプレーした。前半は押し込まれる展開となったが粘り強く守り、0―0の末のPK戦を制した。上原は「硬い試合になりましたし、特に前半はうまく試合を運べなかったのは事実。修正しながらチームとしてバリエーションを増やしていかなければいけないと感じました。守備の整備に割く時間が長かった分、伸びしろはある。積み上げていきたい」と語った。

 前回は防戦気味の展開となったが、「押し込まれて、見る人には退屈だったり弱気に映ったかもしれない。ただ、攻撃面を反省する一方で、ああいう試合をゼロで耐えられたこと、ペナルティーエリア付近でも慌てなかったことは、これまでになかった試合運び」と手応えも口にした。

 プロ12年目。仙台への1年間の期限付き移籍を除けば、磐田一筋で歩んできた。「特別大会でもチームの積み上げと昇格が大事。それに貢献できるようにしていきたい」と力を込めた。(伊藤 明日香)