「巨人紅白戦、白組0-0紅組」(11日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎) 巨人の臨時コーチを務めているOBの松井秀喜氏…

 「巨人紅白戦、白組0-0紅組」(11日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎)

 巨人の臨時コーチを務めているOBの松井秀喜氏(51)=ヤンキースGM付特別アドバイザー=が11日、マイクパフォーマンスに即席サイン会、トークショーで宮崎キャンプを訪れたファンとふれ合った。“本業”でも前日に続いて複数の選手への個別指導を実施するなど、キャンプ施設内を精力的に動き回った。

 キャンプ初の紅白戦を前に、松井氏の力強い声がサンマリンスタジアム宮崎に響いた。

 グラウンド上に現れるとマイクを手に臨時コーチとしてあいさつを開始。「私はなぜ今年ここに来たか。2年前来た時にジャイアンツが優勝したから縁起を担ぎ、今年来ました。優勝してくれると信じております」

 事前に考えていたという、阿部監督就任1年目でのV達成となった24年の再来を願う熱いメッセージを送ると、客席から大きな拍手が送られた。

 直前には木の花ドームの入り口付近で黄色い声援を浴びながら即席のサイン会も実施。紅白戦後には阿部監督とともに屋外ステージでトークショーにも登場。阿部監督の「松井さんが験を担いで来てくれたので必ず優勝できると思っています」というV宣言に大きくうなずく場面もあった。ステージでは故郷である石川・能登の復興支援を訴える募金活動にも参加。募金をした人たちとハイタッチでふれ合った。

 “本業”の方も盛況で、この日も教えを請う選手は後を絶たず。“浦学のジャッジ”の異名を持つドラフト6位・藤井に熱血指導を繰り広げ、リチャード、石塚らとは別室に移動して約45分、たっぷりと松井塾を開講した。「コーヒーを飲んで世間話しただけ。アフタヌーンティーだよ」とけむに巻いたが、多方面で自身の役割を果たした。

 臨時コーチの枠を超えて精力的に動き回った宮崎2日目の働きぶりを問われると「自分が感じていることを伝えるだけですから。そのために来てるわけだから」。残り1日も全力でミッションを遂行する。