JRAの美浦トレーニングセンターでトークイベント「レジェンドダービージョッキー大集合」が2月11日、同トレセン内のター…

 JRAの美浦トレーニングセンターでトークイベント「レジェンドダービージョッキー大集合」が2月11日、同トレセン内のターフプラザで行われた。アイネスフウジンとのコンビで90年の日本ダービーを制した中野栄治元調教師(72)、85年にシリウスシンボリで勝った加藤和宏調教師(69)=美浦=、87年にメリーナイスで制した根本康広調教師(70)=美浦=の3人が登場。多くのファンを前にダービーや愛馬への思いや、笑いを誘うエピソードなどで大いに沸かせた。

 日本ダービーというレースについて加藤和調教師は、「1コーナーまで“格闘技”なんですよ。ぶつかったり声をかけたり、ダービーポジションって10番手なんですよ。みんなそこを目指していって、怖いと思ったらおしまいです」と、ジョッキーならではの視点でファンをうならせていた。

 中野元調教師は「私はダービージョッキーより、ダービーで1番人気の馬にまたがることが夢でした」と、意外なエピソードを明かした。今も伝説に残る「ナカノ・コール」については、「水面に石を投げたように広がっていったそうです。感動しました」と懐かしそうに語った。

 ファンから「まだ日本ダービーを勝っていなくて、これから勝つ可能性があると期待している騎手は?」という質問が飛ぶと、根本調教師はまな弟子の長浜鴻緒騎手(20)=美浦・根本康広厩舎=の名前を挙げた。「まだまだ気の弱いところはあるんですけど、いいものを持っています。あとは苦労しながら、上に行くようなお手馬が出てくれば面白いんじゃないかと思います」と、優しい“親心”をのぞかせてファンを喜ばせた。