◆プロボクシング ▽WBA・WBO世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・レネ・サンティアゴ…

◆プロボクシング ▽WBA・WBO世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・レネ・サンティアゴ―WBA7位、WBO9位・谷口将隆(4月3日、東京・後楽園ホール)

 元WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(32)=ワタナベ=が、4月3日に東京・後楽園ホールで開催される「TREASURE BOXING PROMOTION 12」で、WBA&WBO世界ライトフライ級統一王者レネ・サンティアゴ(33)=プエルトリコ=に挑戦することが11日、発表された。WBA同級7位、WBO9位にランクされる谷口は、勝てば世界2階級制覇となる。

 サンディアゴは昨年3月に岩田翔吉(帝拳)を3―0の判定で下してWBO王座を獲得、同年12月に当時のWBA王者・高見亨介(帝拳)を2―1の判定で下して2団体王座を統一。3戦連続で日本人との世界戦となる。

 都内で会見した谷口は、サンティアゴについて「のらりくらりと12ラウンド戦うのがうまく、ポイントをピックアップする能力も高い。気づいたら判定で負けていた、という展開にするのが非常に巧みな選手。日本人選手が一番苦手とするタイプじゃないか」と分析。その上で「調子に乗っているとかじゃなく、客観的に見て今の日本人のライトフライ級でサンティアゴ選手に勝てるのは自分だけだと思っている」と”日本人キラー“攻略に自信を見せ、「当日36分間だけ、サンティアゴを上回る。サンティアゴに勝てば有名人になれると思うんで、頑張ります」と意気込んだ。

 谷口は19年2月の世界初挑戦でWBO世界ミニマム級王者ビック・サルダール(フィリピン)に判定負けを喫したが、21年12月にWBO同級王者ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)に11回TKO勝ちし王座獲得。23年1月の2度目の防衛戦でメルビン・ジェルサエム(フィリピン)に2回TKO負けし、王座陥落した。ライトフライ級に階級を上げ、2016年4月3日のプロデビューからちょうど10年となる日に、3年3か月ぶりの世界王座返り咲きを目指す。

 一方、サンティアゴは会見にビデオメッセージを寄せ「3度目の東京で、感情のたかぶる試合になる。東京の地で、自分こそが統一王者であることを再び証明する。谷口選手という偉大な選手を相手にWBOとWBAのタイトルを誇りを持って防衛します」とコメントした。

 戦績は谷口が21勝(15KO)5敗、サンティアゴが15勝(9KO)4敗。

 ◆谷口 将隆(たにぐち・まさたか)1994年1月19日、神戸市生まれ。32歳。中1で競技を始め、神戸第一高、龍谷大で活躍。アマ戦績は55勝(16KO・RSC)19敗。2016年4月にプロデビュー。19年2月にWBO世界ミニマム級王座に挑戦するもビック・サルダール(フィリピン)に判定負け。21年12月、WBO同級王者ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)に11回TKO勝ちし王座獲得。23年1月のV2戦でメルビン・ジェルサエム(フィリピン)に2回TKO負けし王座陥落。身長162センチの左ボクサーファイター。