2026年に京都競馬場で行われたハンデキャップ競走の重賞は、3連単が100万円を超える大波乱決着が続出。2月1日に行わ…
2026年に京都競馬場で行われたハンデキャップ競走の重賞は、3連単が100万円を超える大波乱決着が続出。2月1日に行われたシルクロードS(京都競馬場・芝1200メートル、良)では、16番人気のフィオライア(太宰啓介騎手)が先行押し切りで3連単243万円超を呼ぶ激走。夢のような超高配当のハンデ戦馬券を当てるためのヒントは? JRAの現役キャッパーに話を聞いた。
ハンデ戦の斤量でよく見かけるのが「0.5キロ」刻みの斤量。ちまたでは「0.5がつく馬は強い」という声もよく聞く。この説は本当なのか?
例えば、1月4日に行われた京都金杯(京都競馬場・芝1600メートル、良)は18頭立てで争われたハンデ戦。56.5キロで4番人気のブエナオンダ(牡5歳、栗東・須貝尚介厩舎、父リオンディーズ)がアタマ差の1着で重賞初制覇を飾った。2着は5番人気のファーヴェント(松山弘平騎手)、3着には18番人気のショウナンアデイブ(池添謙一騎手)が入り、3連単は109万6640円と大荒れの結果に。京都金杯は僅差での決着となったうえ、トップハンデ(58.5キロ)のトロヴァトーレが4着、アローワンス1キロを加味するとランスオブカオス(57.5キロ)も実質トップハンデ、1番人気で5着だった。
「0.5がつく馬は強い」説について、美浦トレーニングセンター公正室清水洋昭ハンデキャップ役は「例えば57.5は、57の馬より強いと思ってる場合もあれば、58に至らないと思ってつけてる馬もいる」と回答。
さらに、「下の方の数字だと0.5はなかなかつけないですけど、重い斤量になってくると0.5がついているというのはご覧になられたことがあるとは思うんですけど、厩舎の方も『重い斤量になってくると0.5とか1キロでもきいてくる』ということは言われます」という。一概に0.5が強いわけじゃなく「どっちの場合もあるということ」だった。
“横一線でのゴール”を理想として斤量を制定しているハンデキャッパーは競馬への深い知見が求められ、審判・獣医師・競走部門・国際部など様々な部署でキャリアを積んだベテランぞろい。ハンデキャッパーが斤量に込めた意味を読み解くのも、ハンデ戦予想の楽しみ方の一つかもしれない。
「スポーツ報知 馬トクちゃんねる」で11日公開のYouTube動画では、さらにたくさんのハンデ戦の疑問を現役ハンデキャッパーに投げかけている。