◆明治安田J2・J3百年構想リーグ 第2節 藤枝ー松本(14日・藤枝総合運動公園サッカー場) J2藤枝は10日、ホームで…
◆明治安田J2・J3百年構想リーグ 第2節 藤枝ー松本(14日・藤枝総合運動公園サッカー場)
J2藤枝は10日、ホームで14日に行われるJ3松本戦に向けて、焼津市内で軽めの調整を行った。今季就任した槙野智章監督(38)は、公式戦初陣となった8日のJ3岐阜との開幕戦で0―2と敗戦。ただ、昇降格のない百年構想リーグは2026―27年に向けたチーム強化の場と位置づけており、次戦に向けては「選手に自信を持たせたい」と、着実な成長を見据えている。
開幕戦から1日オフを挟み、午前10時にグラウンドへ集まった選手たちに、指揮官は「我々は新しいことにチャレンジしている。下を向いている時間はない」と声を掛け、気持ちを鼓舞した。岐阜戦では初戦の硬さもあったが、前半はゴール前で好機を何度も作った。だがPKで先制点を献上すると流れは相手に傾いてしまい「自分たちのミスから後ろ向きの守備が多くなった。走行距離を見ると藤枝の方が多いが、それは相手に走らされている距離。ボールの動かし方や立ち位置の中で起きた部分を修正していきたい」と振り返る。
38歳の青年監督はさらに、PKにつながった守備やビルドアップ、攻撃面でのミスについても修正を進める考えを示し、「百年構想リーグを捨てているわけではない。自分たちのスタイルを築くために、チャレンジ(すること)で生まれるミスはすごく良い」と語った。主将のDF中川創も試合後に「自分たちが始動からやり続けていたものが、うまくいっているシーンはあった。1つきっかけが生まれれば、ガラッと変わる手応えはすごく感じた」と前向きに話していた。
公式戦黒星スタートとなったものの、充実の表情を見せる。「現場はやっぱり楽しいですね。スタジアムや試合に入っていくワクワク感や、負けてから2日経ってもモヤモヤする感じも、現役引退してからの3年間はなかった。試合に勝った時のあの感情、負けた時の監督としての気持ちは、選手の時と同じだなと思いました」。次戦に向けては「自分たちが開幕戦から変わった姿を攻守で見せていかなきゃいけない。何より選手たちが喜んでプレーすること、ゴールも開幕戦はゼロだったので、しっかり準備して取れるようにしたい」と力を込めた。(伊藤 明日香)