◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(9日、ミラノ・スピードスケート競技場) 【ミラノ(イタリア)9日=富張萌黄…

◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(9日、ミラノ・スピードスケート競技場)

 【ミラノ(イタリア)9日=富張萌黄】女子1000メートルが行われ、前回大会金メダルの高木美帆(TOKIOインカラミ)が1分13秒95で銅メダルを獲得した。五輪4大会で獲得したメダルは8個(金2、銀4、銅2)。自身の持つ冬季五輪日本勢最多記録を更新した。ユタ・レールダム(オランダ)が1分12秒31の五輪新記録で金メダルを獲得した。

 ▽高木のレース後の主な一問一答。

 ―レースを終えて。

 「レース終わった直後は完敗だなというのがあるので他の選手をたたえる気持ちと、結構苦しいシーズンを過ごしていたので、ここまで来れたことに対する安ども少なからずあった。ただ、表彰台に上ってメダルの色を見た時に『ああ、銅メダルなんだ』という風に感じて、すごく悔しさがこみ上げてきて。幸い私はまだたくさんレースがあるので、このままでは終わらせないという決意と、スケーティングが少しずつ良くなっている感覚もあるので。まだまだいけると強く信じて進んでいきたい」

 ―2組前にコック(オランダ)が五輪新記録を出したが、そこを意識した部分は。

 「いえ。歓声は聞こえたけど、タイムは歓声でかけ消されて全く聞こえなかった。これはまずいというようなところもなく、自分がやれることを最大限やるという冷静さはあったと思う。ゆえに悔しいですけど」

 ―通算8個目のメダル。

 「7個のメダルはもう既に過去のものなので。今私は目の前のレースのことを考えていて、多分このオリンピックが終わったら、その時にまたメダル総数とかについては改めて感じるのかなと思っている」

 ―レースが終わった後にデビット・コーチと抱き合って話していた。

 「リンクの上で最初に言われたのは『ブロンズだったけど、これが8個目のメダルだ。それは決して簡単なことではない』と。その後、リンクの内側では『まだ始まったばかり。ここからさらに上げていくぞ』という気持ちを二人で確認し合った」。

 ―レールダム、コックのレースを見てどう感じたのか。また、過去2大会は後半にかけて調子を上げていったが、今大会はどのように進んでいきたいか。

 「すごく素晴らしいレースで素晴らしい結果だなと感じていて、リスペクトする気持ちが強い。同時に悔しい気持ちもあるので、残りの種目に向けて、もっともっと上げていけるようにと強く思っている。過去2大会、後半に向かうにつれて調子が上がっているというのは実績としてはあるけど、それは決して保証されているわけではない。そういう自分の性質に甘んじることなく、常に上げていけるように、日々を過ごしていきたい」