日体大は、リ・ビル・クリストファーの大相撲・雷部屋入門会見を9日、東京・世田谷区にある深沢キャンパスで開いた。「高校に…
日体大は、リ・ビル・クリストファーの大相撲・雷部屋入門会見を9日、東京・世田谷区にある深沢キャンパスで開いた。「高校に入った時から大相撲を目指していた。(大学の先輩で)憧れの横綱・大の里に1日も早く追いつきたい。でも、憧れるのは今日でやめる」と意気込んだ。
フィリピン出身の両親から川崎市で生まれた。「日本生まれで日本育ち。英語は少ししか話せない。フィリピンにも旅行でしか行ったことがない」と明かした。
川崎市内の小学校で相撲を始めた。向の岡工高時代には、けがでリハビリ中だった幕内・友風(中村)とも交流を深めたという。日体大では大の里と同じ土俵で稽古をした。齋藤一雄監督の助言を大切にするように教わった。指揮官は「誰に似ているというのはないが、かいなを返して前に出るのが特徴。追求すれば面白い」と期待を寄せた。
日体大は、現役では横綱・大の里(二所ノ関)、幕内・欧勝馬(鳴戸)、阿武剋(阿武松)、朝紅龍(高砂)らを輩出した。同監督は「日体大イズムをつないでほしい」と期待。OBの雷親方(元小結・垣添)は「齋藤先生のご指導で力をつけた。大事な教え子を、相談しながら育てていきたい」と神妙な面持ちで話した。
雷部屋は23年2月に同親方が入間川部屋を引き継いだ。おかみさんは相撲女子の元世界女王・垣添栄美さん。幕内・獅司(雷)に四つ相撲を教えるなど“もう1人の師匠”として技術を伝授する。クリストファーは「親方とおかみさんの言うことをよく聞いていきたい」と意気込んだ。
◇リ・ビル・クリストファー 2003年7月16日、神奈川県出身。神奈川・向の岡工高を経て日体大入学。全国学生相撲選手権で2度、3位。得意は突き押し。家族は母と姉。191センチ、166キロ。