◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スノーボード(8日・リビーニョ・スノーパーク) 【リビーニョ(イタリア)8日=宮下京香】スノ…

◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スノーボード(8日・リビーニョ・スノーパーク)

 【リビーニョ(イタリア)8日=宮下京香】スノーボード女子ビックエア(BA)予選が行われ、3大会連続出場の岩渕麗楽(れいら、24)=バートン=が大会初成功の横3回転技を駆使し、計164・00点の7位で決勝に進出した。16歳で初出場した18年平昌、22年北京両五輪では、2大会連続で表彰台に一歩届かずに4位。競技生活20周年の節目と意気込むミラノで“三度目の正直”となるメダル獲得に挑む。2位突破した村瀬心椛(ここも、21)=TOKIOインカラミ=を始め、日本勢全4人が9日(日本時間10日未明)の決勝に進んだ。

 予選から高いレベルの争いの中、岩渕が勝負に出た。1回目に横3回転技で得点が伸び悩んだ。そこで2回目は「不安はあった」というが、逆スタンスから横3回転する難技を大会で初解禁。判定に重要な着地も決めてガッツポーズを繰り出した。3度目の五輪でも「慣れるものではない」とド緊張の中、決勝に進み「安心した気持ちが大きい。(2回目の技は)信じてやってみて良かった」と胸をなで下ろした。

 4歳で競技を始め、節目の20年目。「ミラノで金メダルを取りたい気持ちは過去2大会より大きい」。16歳で平昌五輪に初出場し、北京大会では逆転金を狙い、左手を骨折しながらも超大技「トリプルアンダーフリップ」に挑戦。決まれば当時世界初成功だったが、着地にが決まらず、またしても表彰台に一歩届かなかった。北京後はすぐにミラノを目指す気持ちになれなかったが、両親らの後押しに「(悔いを)払拭したい」とリベンジを決めた。

 この4年間は大学を一時休学し、競技一本に集中するなど懸けてきた。7日の男子決勝では木村葵来(きら、21)が金メダルに輝いた。「頑張ってきた人がこの舞台でメダル(を獲得)。今までの気持ちを全部乗せて、最高の滑りがしたい」と岩渕。今度こそ輝くメダルをつかむ。(宮下 京香)