大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて元十両で西序二段80枚目の木竜皇(立浪)が9日、東京・台東…
大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて元十両で西序二段80枚目の木竜皇(立浪)が9日、東京・台東区にある部屋で稽古。稽古後には訪れていたイタリアメディアの取材に気さくに応じ、相撲界の魅力を紹介した。先代の時津風親方(元幕内・時津海)を父に持つ男は春場所について「出るつもりでいる。力は落ちているのでしっかり稽古しないといけない」と闘志を燃やした。
十両12枚目だった昨年3月の春場所6日目の取組で右膝を負傷し、「右膝前十字じん帯断裂、右膝関節内側側副じん帯損傷、右大腿(だいたい)骨外顆骨挫傷、右脛骨(けいこつ)近位部骨挫傷で3か月の療養を要する」との診断を受けて休場。右膝前十字じん帯の再建手術などを受け、初場所の七番相撲で復帰。「対戦した玉の寅さんは強かった。土俵の感覚を取り戻したかったので出場を決めた」と明かした。
だが初場所は1勝6休で、来場所は序ノ口転落が濃厚。番付を下げる中、1学年下の安青錦(安治川)が大関に昇進にするなど角界の勢力図は大きく変わった。「悔しい気持ちはもちろんある」と唇をかみしめた。一方で右膝を気遣いサポーターを覆って稽古している。「無理は出来ないけれど、今年中に幕下へ戻りたい。(転落濃厚な)序ノ口から戻れればいい」と意気込んだ。