◆明治安田J1百年構想リーグ▽第1節 名古屋1―0清水(8日・豊田スタジアム) J1清水エスパルスは開幕戦を落とした。名…

◆明治安田J1百年構想リーグ▽第1節 名古屋1―0清水(8日・豊田スタジアム)

 J1清水エスパルスは開幕戦を落とした。名古屋に0―1で敗れ、今季就任した吉田孝行監督(48)の初陣を飾れなかった。前半は決定機をつくれずシュート数は0で、全体的にも5対12と迫力を欠いた。清水の開幕戦黒星は2020年以来6年ぶり。次節(14日)はホームのアイスタで京都を迎え撃つ。

 表示されたアディショナルタイムは8分。時間は十分ある。1点を追う清水は攻めた。DF北爪健吾(33)がゴール前へクロスを上げる。しかし194センチのFWオセフン(27)にマークが2人張り付き、ヘディングを許さない。1点が遠い。試合終了の笛にイレブンは肩を落とした。「勝てなかったことがすべて」。今季から主将を任されたMF宇野禅斗(22)が悔しさをかみ締めた。

 試合後、名古屋のペトロヴィッチ監督(68)は「オセフンにボールを集めることを予測しており、そのセカンドボールが分かれ目になると思っていた」と振り返った。その言葉通り、前線でターゲットになった大型FWが名古屋DF陣に囲まれて、こぼれ球を拾えない。前半はシュート0本に終わった。

 後半は前線からのプレスをさらに激しく、高い位置でスタート。これが奏功して、何度もパスミスを誘った。同8分には法大から新加入したDF日高華杜(22)が逆サイドへパス。MFカピシャーバ(29)が折り返し、MF松岡快(28)がボレー。だが惜しくも決まらない。そして同14分に先制点を奪われた。

 シュート数は5対12。吉田監督は「もっとゴールへ貪欲になっていい。パスを選択して引っかかる場面もあった」と攻撃陣の奮起に期待した。次はホーム開幕戦。風花(かざばな)が舞うほどの寒さの中で「サポーターが大きな声で応援してくれた。次節こそ勝利を届けたい」とオセフンは約束。攻撃面の課題を整理し、修正して14日の京都戦に臨む。

(里見 祐司)