◆明治安田J2・J3百年構想リーグ▽第1節 藤枝0―2岐阜(8日・藤枝総合運動公園サッカー場) J2藤枝は開幕戦でJ3岐…
◆明治安田J2・J3百年構想リーグ▽第1節 藤枝0―2岐阜(8日・藤枝総合運動公園サッカー場)
J2藤枝は開幕戦でJ3岐阜と対戦し、0-2で敗れ、黒星スタートとなった。それでも後半には新加入の4選手が投入され、地元・富士市立高に通うルーキーのFW山崎絢心(けんしん、3年)は後半29分に出場し、公式戦デビューを果たした。右サイドから果敢に前進して相手にプレッシャーをかけ、コーナーキックを獲得。さらに相手のイエローカードを誘発するなど見せ場も作った。しかし、自身の出場後に失点を許し、高速ドリブルという武器を「出すことはできなかった」と悔しがった。
山崎は静岡・富士市出身で、富士市立高では1年生の時からフォワードの定位置を確保。推進力を武器にU-17高校選抜にも選ばれた逸材。初のJ公式戦を前に、バスから降りた際にはサポーターの声援で気持ちが高ぶったという。「今まで経験したことがないので、少し興奮しました。やってやろうという気持ちになりましたね」と振り返った。公式戦デビューを知ったのはメンバー発表の際。その夜、両親に伝えると、サッカーを始めるきっかけとなった父に「いい報告になりました」とほほえんだ。
当初の目標である「出場」は果たした山崎。「次は試合に出続けることや、毎回ベンチに入れるように頑張りたい」と意気込む。日頃の練習では今季就任した槙野智章監督から「絢心」と呼ばれる。指揮官は「今の日本でウィングの選手でドリブルではがすタイプはあまりいないので、成長が楽しみ」と評価していた。新監督からの期待を胸に公式戦デビューを果たしたルーキーは、今後の飛躍を誓った。(伊藤 明日香)