◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スノーボード(8日・リビーニョ・スノーパーク) 【リビーニョ(イタリア)8日=宮下京香】スノ…

◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スノーボード(8日・リビーニョ・スノーパーク)

 【リビーニョ(イタリア)8日=宮下京香】スノーボード女子ビッグエア(BA)予選で22年北京五輪銅メダルの村瀬心椛(ここも、TOKIOインカラミ)が2位で決勝進出を決めた。

 6人の審判が100点満点で採点し、最高と最低を除いた平均点で競うビッグエア。予選は3本行い、2本の合計得点上位12人が決勝に進んだ。

 高回転時代の先駆者としてけん引してきた村瀬。初出場した22年北京五輪での銅メダルは、冬季五輪の日本女子最年少17歳での表彰台。そしてBA、スロープスタイル(SS)では男女を通じて日本勢初の五輪メダルをつかんだ。

 北京五輪後も苦境を乗り越えてきた。23年1月の冬季Xゲームで大技を出した際に転倒し、左足首などを負傷。すぐに手術に踏み切り、患部をボルトで固定。同年3月の世界選手権は欠場し、「メンタル的にも落ち込んだ」。友人と山登りに出かけたり、練習の虫がスノーボードと距離を置く時期もあった。それでも同じトップスノーボーダーとして活躍する3歳下の妹・由徠(ゆら)が「ここ(心椛)らしく、楽しく」と声をかけ続けてくれ雪上に戻った。

 2大会連続の表彰台へ、まずは第一関門を突破した。決勝で観客を大いに沸かせる大技を披露する。

 ◇村瀬 心椛(むらせ・ここも) 

 ▽生まれとサイズ 2004年11月7日、岐阜市生まれ。21歳。153センチ。 

 ▽競技歴と学歴 4歳でスノーボードを始め、小学4年時の15年にプロ転向。小学6年時にバッグサイド(BS)1080(3回転技)を決め、注目を集める。13歳だった18年冬季Xゲーム、ビッグエア(BA)を大会最年少(当時)で優勝。同年の世界ジュニア選手権スロープスタイル(SS)とBAで2冠。初出場した22年北京五輪のBAで日本女子の冬季五輪での史上最年少17歳で銅。25年世界選手権BA金、SS銀。岐阜第一高卒。 

 ▽女子初の大技 18年1月に冬季XゲームでBSダブルコーク(C)1260(縦に2回転、横に3回転半技)を大会で初成功。23年9月にBSトリプルC1440(縦に3回転、横に4回転)を大会で初成功。25年11月にBSトリプルC1620(縦に3回転、横に4回転半)を練習で初成功。 

 ▽家族構成 両親とプロスノーボーダーの妹・由徠(19)