◆明治安田J1百年構想リーグ ▽第1節 川崎5―3柏(8日・U等々力) 柏はアウェーで川崎に3―5で敗れた。 気温1度、…

◆明治安田J1百年構想リーグ ▽第1節 川崎5―3柏(8日・U等々力)

 柏はアウェーで川崎に3―5で敗れた。

 気温1度、朝から降り続いたことで所々に積もる雪。寒さが厳しい等々力で先に熱が帯びたのは川崎だった。エリア内でのファウルでPKを許すと、前半6分にFWエリソンが冷静にゴール右へ沈めて先制された。昨季、両チーム8発入り乱れたリーグ戦、ルヴァン杯準決勝での激闘と熱戦を繰り広げてきたが、この試合でも序盤に得点が生まれた。

 さらにたたみかけられる。同11分、MF伊藤達哉が左サイドでボールを受けると、ドリブルでエリア内に侵入し、DF馬場晴也が左にかわされる。ボールが伊藤から離れたところをFWエリソンに左足を振り抜かれ、GK小島亨介の股の下を通っていった。

 エリソンはまだ止まらない。前半25分にはハットトリックを記録した。縦に速いカウンターからFW脇坂泰斗のパスが渡ると、DF古賀太陽の必死のディフェンスも及ばず、ネットを揺らされた。

 前半37分、柏の今季第1号が生まれた。MF小泉佳穂のスルーパスから途中出場のDF原田亘が右クロスを送ると、FW細谷真大が後ろを向きながら右足のかかとで合わせて、ゴールの中へ。おしゃれな一発を決めて、1点返した。

 後半16分には古巣の本拠地に帰ってきたFW瀬川祐輔が得点を奪い、1点差に迫った。小西のロングフィードに抜け出し絶妙なトラップを見せると、詰めに来るGKスベンド・ブローダーセンに対してボールを浮かせ、ゴールを決めた。

 しかし後半23分、再びリードを広げられる。MF山本悠樹の左CKからDF松長根悠仁がニアでヘディングをすると、ボールはファーへ流れてネットの中へ。点差が再び2点差になった。しかし、打ち合いは終わらない。同36分、こぼれ球にMF山内日向汰が詰めて右足を振り抜くと、ボールはゴールに吸い込まれた。山内は川崎の下部組織で育ち、今季から柏に加入。古巣へ恩返し弾を決めて、再び1点差にした。

 しかし、試合終了間際に脇坂に5点目を決められ力尽きた。白熱の打ち合いに敗れ、百年構想リーグは黒星でスタートした。