◇米国男子◇WMフェニックスオープン 3日目(7日)◇TPCスコッツデール スタジアムコース(アリゾナ州)◇7261y…
◇米国男子◇WMフェニックスオープン 3日目(7日)◇TPCスコッツデール スタジアムコース(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)
1打差2位で臨んだムービングデーで、松山英樹は5バーディ、2ボギーの「68」でプレーして通算13アンダーの単独首位に立った。2016年、17年で大会連覇を達成しており、マーク・カルカベッキア、ジーン・リトラー、フィル・ミケルソン、アーノルド・パーマーに続く史上5人目の大会最多3勝目に王手をかけた。激闘の末にトロフィを掲げた過去2勝を振り返る。
ファウラーと激闘した2016年
2014年は2打差4位、15年は1打差2位と初出場から優勝争いに絡んできた大会は、3度目にして栄冠を掲げた。
2016年大会の前週「ファーマーズインシュランスオープン」は予選落ちし、約400マイル(約640km)の車移動をして会場入りした。予選ラウンドでは日没順延が続いた中、初日は「65」を出してリッキー・ファウラーと並んで首位発進。2日目「70」、3日目「68」で回って3打差2位で最終日を迎えた。
最終組で臨んだラスト18ホール。前半は出だし1番(パー4/408yd)で4.5mを沈めバーディを奪い、同じく最終組で回るファウラー、2組前で回っていたハリス・イングリッシュと並んで首位で折り返した。勝負のサンデーバックナインでは、13番(パー5)、17番、18番でバーディを奪い、4バーディ、ボギーなしの「67」。通算14アンダーで並んだファウラーとのプレーオフに突入した。
18番で行われた延長戦、1ホール目はともにパー。2ホール目は先にファウラーがバーディを奪ったのに対して松山もバーディパットをしぶとく沈め、10番での3ホール目もともにパーセーブ。17番での4ホール目で、ファウラーが池に落としてパーパットを外し、2オンした松山のパーセーブによって決着。「勝つっていうのはすごく大変なことと感じた中で勝てたのはすごくうれしい」と喜びを語った。
日本人最多のPGAツアー4勝目を掴んだ2017年
前年度に続き、およそ6時間のロングドライブを経て現地入りした17年大会。日本勢で大会連覇を成し遂げた人はおらず、アーノルド・パーマー(1961、62、63年)以来の大会史上6人目の連覇がかかる中で6バーディ、ボギーなしの「65」でプレーして1打差2位発進をした。2日目、3日目と連日「68」で回り、首位と4打差の3位で最終日へ。
優勝争いに拍車がかかる最終日は、前半で1イーグル1バーディを奪取。トップとの差を2打に縮めて後半に折り返し、ともにパー5の13番、15番をバーディにして「66」。通算17アンダーで並んだウェブ・シンプソンとのプレーオフに突入した。
シンプソンとのプレーオフでも激闘を繰り広げた。3ホール目(18番→18番→10番)まで互いにパーを守り合い、迎えた17番での4ホール目で先にバーディパットを外したシンプソンに対し、松山が3mの緩やかなスライスラインのバーディパットを沈めて勝負を決めた。
丸山茂樹と並んでいた日本人最多勝利数を塗り替える4勝目を手にし、「丸山さんの3勝を早く超えたいと思っていたのでうれしい。そこに挑戦したのも僕だけだと思うんで。超えられて良かったなと思います。日本で一番のプレーヤーかと言われたら僕はそう思わない。そうなれるように頑張りたいです」と話した。