皐月賞、そして日本ダービーへと向かう馬たちにとっては重要なステップレースで、翌週に共同通信杯が組まれていることもあっ…
皐月賞、そして日本ダービーへと向かう馬たちにとっては重要なステップレースで、翌週に共同通信杯が組まれていることもあって、ここ10年の平均出走頭数は9.5頭。舞台となる京都競馬場外回り芝1800mコースは、1周1913.6m(Bコース使用時)コースの2角奥に設けられたポケットからスタートするワンターンコース。先行争いは平坦部分だが、3角手前からの坂に備えるようにゆったり流れることが多い。ロングスパートに耐えられる心肺機能と、瞬発力が求められるコースだ。
◎ゴーイントゥスカイは東京競馬場芝2000m新馬戦優勝馬。半マイル通過49.5秒というスローペースの中、好位のインでしっかりと脚を溜めていたが、最後の直線で前が開かずに追い出しを待たされる不利。それでも最後は11.2秒、11.2秒のレースラップをとても届かないような位置から差し切った。前走の京都2歳Sはスタートで寄られて後方からの競馬となり、さらに1角で弾かれたために4つのコーナーすべてで外を回りながらも、最後は先頭に立とうというシーンも。さすがにゴール前で力尽きたが、強い内容だった。
〇ゾロアストロは東京スポーツ杯2歳S2着馬。1番人気の支持を受けたサウジアラビアRCは、出負けのリカバリーで、道中やや力んだ走りとなったために最後はやや伸びを欠いたが、前走の東京スポーツ杯2歳Sは互角のスタートから後方待機。まだ若さを残す走りではあったが、最後までしぶとく伸びた。まだ上積みがありそうだ。デビュー2戦目に勝ちあがった時の2着馬が、のちに札幌2歳S2着。今回が初の右回り実戦となるが、これまでのレースぶりから京都競馬場の外回りコースはあっているイメージがある。
▲ショウナンガルフは札幌2歳S1番人気優勝馬。函館競馬場芝1800m新馬戦は2番手から楽に抜け出したが、続く札幌2歳Sは前後半の半マイル50.5秒〜48.0秒というスローペースを後方待機。3角手前から外を回りながら追撃を開始すると、大外を回りながら逃げ込みを図る2着馬をクビ差ねじ伏せた。前走のホープフルSは休み明けで初の輸送競馬。20kg増の馬体重での出走で、スタートで出遅れるとそのまま見せ場なくレースを終えた。今回が試金石になりそうだ。
△エムズビギンは東京競馬場芝2000m未勝利戦優勝馬。スタートで出遅れるも、すぐに行き脚がついてリカバリー。道中は行きたがる素振りを見せながら、それでも何とかなだめて直線に向くと狭いスペースをあっという間に抜け出した。500kgを超える大型馬で、まだまだ粗削りな面が目立つものの潜在能力は高そうだ。
最後はデビュー戦の内容が良かった△コレオシークエンスのレースぶりにも注目したい。